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胡椒売りと老人
この作品は「螺旋企画」参加作品へのアンサーストーリーです。
208字
結婚記念に植えたペカンの木陰で、老いた夫がサンドイッチを食べている。妻は、キッチンからその様子を眺めている。
突然、木陰から見知らぬ男が現れた。派手な身なりの中年男だ。どうやらセールスマンのようだ。
妻の声かけに応えて、老人が立ち上がる。さっさとキッチンに入ると、老人は胡椒を手にとってセールスマンに見せつけた。
「遅れているねえ。胡椒と言えば今はこれさ」
先日テレビで見た富豪の愛用品を、胡椒売りの男は知らなかったようだ。
原作はこちら。
タクバツカガン 作
『五重螺旋構造を手に入れたラッキーな男』
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