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ししゃもとは魚の名かも知れないが
この作品は、「螺旋企画」参加作品へのアンサーストーリーです。
205字
6メートルもあるという、細長い布が、逞しくもしなやかな腕が支える力強い指先から迸る情熱の渦を創る。
テレビの向こうで笑顔を見せて跳ね踊るのは、女らしさの欠片もなかった、中学時代のクラスメイトだ。ガハハと笑って脚を突きだし、
「ししゃもっ!」
などとやっていた。
それが今では凄みのある色気を振り撒き、小さなフロアにドラマを生む。
まあでも、長さこそ変わってはいるが、あの逞しいふくらはぎは変わらない。寧ろ進化しているな。
高取和生 作『禍福はくるくる回る、リボンの如し』
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