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野良犬ブルーノート
この作品は、「螺旋企画」参加作品へのアンサーストーリーです。
216字
まだらハゲの痩せ犬が、雨の町を歩いている。曲がらなくなった後足を不器用に引き摺りながら、傷だらけの顔で歩いている。
ごみ捨て場の壊れたラジオから流れる陽気なトークに、ふと足を止める。呑気な奴等め。いい気なもんだ。
そんな事がお悩みですかい。贅沢だねえ。
俺なんざ、もう3日も餌にありつけねえ。まともに寝られたのはいつだったろうか。
「しかし下僕ってなんぞ」
首輪つきの連中が自慢するご主人とやらとは、違うみてえだな。どっちも餌くれるらしいが。
原作はこちら。
猫らてみるく 作『真夜中の幻ラヂヲ~3匹目』
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