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提案
「移動企画」参加作品へのアンサーストーリーです
教練場の端っこで立ったまま肉を齧る一団がいる。首にはタオル、手足に打ち身擦り傷。無骨な編み上げ靴には泥と血がこびりつき、教練服はヨレヨレだ。彼らは護国の兵士である。
「最近長い自転車あるだろ」
「あるな」
「山岳演習に使うらしいぜ」
「正気かよ」
4人の男が低い声でうー、と言う。
「あれ、自分でこぐだろ」
「自転車だからな」
「そこでだ」
「うん」
「馬に引かせたらどうだろうか」
「おっ」
「いいんじゃね?」
「馬いいよ、馬」
彼らのその後は誰も知らない。
お読みくださりありがとうございます
原作はこちら
タンデム3人乗り自転車と順列組み合わせ。
作者:凜古風
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