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花
「お仕着せ企画」参加作品へのアンサーストーリーです
卒業式で胸につける花なんて、外注すれば良いのに。どうしたわけだか私達のクラスだけが、造花を作ることになった。布製の赤い花である。四角い布片が配られて花弁を切り抜く。布用接着剤で貼り合わせ、裏に安全ピンをつける。
下手な人と上手な人の差が激しい。女の子たちは、目当ての先輩に自分の花が行くようにと、糊で見えなくなる場所に小さくハートを描いている。
男の子は案外真剣だ。これがきっかけで造形作家を志した男子すらいた。
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原作はこちら
堺県まちかど人情記
卒業の日に校歌は響く
作者:大浜 英彰
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