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笑顔
「お仕着せ企画」参加作品へのアンサーストーリーです
側に居るだけで良くて。その人を送り出す日には誰よりも輝く笑顔を見せて欲しくて。大切にお仕え申し上げて参りました。
老人かとも思える侘しげな微笑みを浮かべて、その若者は湖を眺めた。睡蓮が薄桃の花を浮かべて、恋人たちや家族連れの目を楽しませている。
私はただ黙って隣に座っている。はしゃいだ子供の声が晴れた空に響く。孫を眺める老爺が目を細める。手を繋いだ若い恋人たちが恥ずかしそうに視線を交わす。
私の隣でその若者は、静かに湖面を見つめている。私は自ずと頬を緩めた。
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原作はこちら
とある執事の憂鬱
作者:猫じゃらし
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