110/188
式典
「お仕着せ企画」参加作品へのアンサーストーリーです
揃いの制服に身を包み、きりりと前を向く人々が真面目な顔で歌を歌う。そんな映像を見るたびに、友はふふんと鼻で笑った。
真面目であることの何が悪いのか。私の母校に参考通学服は存在したが、制服も決まった鞄も存在しなかった。お陰で式があるたびに、ラフな服装で歌も歌わず、前は向けども囁き交わす有様だ。
きちんと首までボタンを止めた直立不動の人々を、友は気持ち悪いとすら言う。だが私は経験したことがないために、一糸乱れぬそのその列がなにやら眩しく見えるのだ。
お読みいただきありがとうございます。
ガチウヨではないのよ。
原作はこちら
制服の無い母校のおもいで
作者:猫らてみるく
https://ncode.syosetu.com/n7756hd/




