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# 3
服もボロボロのしか着られない。新しい服を買うなら、飲食に費やすべき、というのが
主な大貧民の考え方だ。
まぁ、たまに強盗して食い繋いでいるが。
でもたまに、何錠か栄養サプリが送られてくる。
誰かからは知らないが。
家には暖房器具なんて無いから、
マッチに火をつけて寒さをしのぐしか無い。
風が吹いたら窓が、ガタガタと音をたてるため、割れることも珍しくない。
尋常じゃない寒さが身体を襲う。
そんな中
ある日俺は、家を失った。
いや、奪われたと言うべきだろうか?
理由は、家がある周辺で
大富豪による野球場建設が行われるからである。
とは言っても周りに家などというのは少ない。
一言で言うなら、焼け野原。
他の土地でもいい気がするが
大富豪的には、ここが良いらしい。
そのため俺の家は、
バッターボックスに当たるため、邪魔と言われ家を奪われた。
身勝手すぎて言葉にならない。
でも、金のない人間は、なにも出来ない…。
代わりに住むところを用意してくれたが
キャンプで使う事が多いテントだった。