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#14

「う、うそ……あたしが、負けた……。私が負けたの!?」


持っていたトランプを床に落とした。

その様子は、希望が絶望に変わる瞬間だった。


「あぁ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

両手で頭を抱え泣いた。


そんな中、ゲームは平然と進み、

Aプレイヤーは、♦Kを出した。


その後Bプレイヤーがクローバー2を出し、その後に❤Qを出して上がった。




正直な話、残りの2人の順位なんて……どうでもいい。

大貧民であることには変わりはない。


でもどこか実感が湧かない。これは夢なのか。


残念ながらこれは現実。

その証拠に大貧民となったXプレイヤーのドレスが、

職員の手によって剥ぎ取られていく……。


気づいた時には、下着姿になっていた。

そのままXプレイヤーは、建物から去って行った……。これが都落ち。


「では、これを持ちまして大富豪⇔大貧民12月大会を終わります。後程手続きを行いますので、少々お待ちを」

鈹田は去って行った……。


それから数時間後。手続きは終わった。晴れて俺は、大富豪になった。



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