表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/30

# 9

すると、電気が点き、周りの奴の顔が見えた。


女のほうは、髪は短いが熟女と言える感じだった。

男のほうは、スタイルはそこそこ良いが、髭が伸びていてかっこいいと言える気がしない。


待っている間3人でしゃべろう。


「あの……、Xプレイヤーって誰なんですか?」

何気なく俺は訊いた。


「えっ? 知らないの?? Xプレイヤーってこの家に住む大富豪のことを指すのよ。あんた、Cプレイヤーって言われていたから……、大貧民Cグループでしょ? つまり、身分を表すために言われているのよ」

と女が答えた。


「そうなんですか……。ちなみに皆さん、どこのグループなんですか?」

また俺は訊いた。


男が答えた。

「俺は、Bグループ。以前Cに居たんだけど、いや~死ぬかと思ったよ。支給金無いんだもんな。よくお前、今日まで生きてこられたな」

「まぁ、……強盗しているので」

「そうか……。まぁ、警察なんていないから盗んでも問題ないからな」

「そうですよね……」

「ははっ、まぁ、今日は楽しもうな」


てことは、この女がAプレイヤーってわけか。

そこそこ上品さが伺える。

ここに居る人たちの服装を見ると、

Aの女はスーツを着ていて、Bの男はタンクトップに……、短パン?のようなズボンを穿いていた。


突然電気が消えて、暗闇に包まれた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ