【承】得意じゃないんだよね
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
創作部。の二人。
あーーーやりたくないよォーーーーー!!
私が一番教えて欲しいよぉーーーーー!!
投稿した作品を兄さんはきちんと読んでいた様で、帰ってくるなり早速指摘を受けた。
「分かったかな。テーマ決めて書くって」
「何となく」
明確な答えは分からない。連想ゲームを続けていくうちに、全く違うテーマへと変貌しそうな危うさがあった。けれども自分の中で纏まりのある文章にする為に必要だと言うことは何となく理解出来た。
兄さんはスマホを弄りながら、視線を上下に動かす。表情は晴れる事はなく、むしろ段々と陰鬱そうな顔に変わっていく。
「……最終的に長編、書きたいんだよね?」
「最終的には」
私にとって、短編は練習用かつ足掛かりかつ発想用のものである。つまり何れ超えなくてはならない壁というのはやはり、長編なのだ。
兄さんは其れを聞いてますます苦々しい顔になった。
「次教えたい事は決まってるんだ。ただ、私もあまり得意ではない。だから自信がない」
「でも、私よりはマシだと思うから……」
休む事無く書き続けて早数十年。私より経験豊富である言葉違いないのだ。だから多少ズレていたとしても、教えを乞いたい。
すると兄さんは何か憑き物が落ちた様な顔で静かにこう言った。
「短いんだよね。君の小説。勿論、文の長さに対して、とやかく言ってはいけないと思っているけれど、其れでも長編にするには余りに短い」
其れはその通り。今上げている物は五百文字から八百文字程度のものばかり、これで長編を謳ったら、多くの読者から指摘が入るだろう。
でも、長くする方法が分からないのである。無闇矢鱈に伸ばしたら、余分な所を水増しした様な文章になりそうで、思わず気が引けてしまう。
「うん。だから次は『起承転結』または『序破急』を意識して書いて見て欲しい。
ただ、私もこれは苦手分野だ。どう説明してあげて良いか分からない」
今になって分かった。兄さんが苦々しい表情で説明を躊躇っていた事を。苦手な事を教えたくなかったんだ。
「だから簡単にでもプロットを作ってみて欲しい。勿論、短編で」
本日、『創作部』の短編を滅茶苦茶出し渋っていたのはこのせいです。
単純に、自分が非常に苦手な分野が書くから。書かなきゃいけないから。これを通過して漸く納得の行く、長編編に行けるから。
だからぶっちゃけ全体的に見ると、此処が転でも良いかも知れない。
もー解説出来ないよぉーーーーーー!!
何から始めるか……。
だから次からは兄さんの視点も私の視野に入れます。
書籍化されてる短編読んで、そこから学ぶか……。
~関係ない話~
恋愛の長編も書いてるんですよ。結構加筆してます。
気に入った短編も、本文コピペという訳ではなく、似て非なり程度に変えてます。
終わったらまた投稿予定です。




