表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ベイビーゾンビ  作者: 林広正
95/131

95、


 どうしても会いたい。絶対に呼び出して。

 ゾンビ語を使わずに伝えるのは難しい。

 後は位置情報で確認して。それじゃあ待ってるね。妹の口振りはまるで女子高生だけれど、深くは気にしない。

 僕と妹は、なぜか顔を見上げて見合わせて笑った。そして、大爆笑だった。

 取り敢えず喫茶店を探す。お灑落すぎる喫茶店は嫌いだ。わざとらしさは味と対応にも現れる。

 いい匂いがするね。と妹が言う。

 いつの間にかお晝どきになっている。あちらこちらから漂ってくるいい匂いは、食慾を唆られる。

 どこのお店がいいかな? 喫茶店って、どんなお店かな? お茶だけのお店なんて見當たらないよ。どこのお店からもいい匂いがしている。どこでもいいから入ろう。

 妹の言葉には、半分が賛成だった。

 僕は知っているんだ。喫茶店ではお茶は出ない。もちろん例外はあるけれど、大抵はコーヒーを出す。父親も母親も飲めないコーヒーだ。匂いは好きだけれど、飲むと體調が悪くなる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ