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ベイビーゾンビ  作者: 林広正
59/131

59、


 もしも僕や妹の手が誰かに触れたら、そこにお互い傷ができていたなら、簡単にゾンビ菌は感染するんだろうなと思った。

 僕はそっと自分の手を覗き見た。いつの間にかほんの小さな傷ができていて、そこから少しの血が流れている。しかも、一度拭ったような跡がある。妹の手元に視線を移すと、やっぱり同じような傷があり、同じように血が流れていた。拭ったような跡まで同じだ。

 僕たちゾンビは、怪我をしやすい。ほんの少し肌をぶつけただけで傷を負う。血が流れやすくなっているんだ。傷が多ければ、直接触れ合う可能性が高まる。噛み付かずとも仲間を増やすための進化なのかも知れない。けれど流石に、ちょっとゴワゴワした洋服を着るだけで肌が擦れて血が流れるのは勘弁してほしい。

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