表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ベイビーゾンビ  作者: 林広正
46/131

46、


 携帯電話の改造は、思っていたほど簡単じゃない。位置情報を解除するには、単純に設定を変えればいいわけではなかった。誰にでも出来るなら、それこそゾンビにだって出来る。僕の父親は、機械類に強いからこそ、ゾンビアプリも生み出せたし、改造もお手の物なんだ。

 僕の携帯電話は、そもそもが大改造されている。父親に感謝だ。

 改造の解除だからこそ、僕にもできた。しかも、父親は家族を愛している。解除コードの予想は立てやすい。

 準備が整ったらもう、迷う必要はない。早くおじさんを助けなくっちゃ!

 僕の頭の中では、おじさんはなにかに巻き込まれていると確信されている。単純に中毒症状と戦っているだけだと早く思えない。おじさんはそんな間抜けじゃない。中毒になんて負けるはずもない。ちっちゃななにかに巻き込まれるような間抜けでもない。役所で働いているんだ。国絡みの大きななにかに巻き込まれているに決まっている。

 父親に気が付かれないようにするには夜中の彷徨い中に抜け出すのが好都合だ。けれど、流石に夜中に出て行くのは現実的じゃない。ゾンビに襲われる危険が増す。

 ゾンビの活動が夜中に集中するのは言うまでもないけれど、一般的に伝わっている太陽の光に弱いって言うのは大嘘だ。現実に昼間にも多くのゾンビを見かけることができる。それでもそんな噂が広がっているのは、映画などの影響だろう。本物のゾンビが現れる以前から、ゾンビ映画は多く、人気もある。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ