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ベイビーゾンビ  作者: 林広正
19/131

19、


 第三のゾンビが脳死系ゾンビだ。

 これが一番の厄介者で、第四第五のゾンビを生み出してもいる。

 最も、このゾンビを生み出した原因の多くは人間にあるのだけれど。人間は都合の悪いことは忘れるようにできている。全てを脳死系ゾンビのせいだと喚いている。

 脳死系ゾンビはゾンビを恐れた人間からの攻撃により最初の一体が生まれた。今でもそうだけれど、脳を破壊すればゾンビが死ぬと信じる者は多くいる。脳に拳銃を撃ち込まれたゾンビが、最初の脳死系ゾンビで、そいつは今でも生きている。

 そいつはちょっと厄介だけれど、それは少し後の話で紹介すると思う。そいつが無闇に暴れた結果多くの脳死系ゾンビが増えているのが現実だったりするけれど、人間の手による脳死系ゾンビも跡を絶たない。

 脳死系ゾンビは、見境がないから迷惑なんだ。命があるモノはなんでもゾンビにしてしまう。現実は命がないモノにも噛み付いているけれど、命がないモノは、残念ながらゾンビ化しない。僕は思うんだ。機械や工芸品がゾンビ化したら面白い。洋服ゾンビなんていたら、ズボンを履くのも命がけだよ。

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