表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

秋の桜子詩集

しっとりと濡れた君がいい

作者: 秋の桜子

やはりしっとりと濡れた君がいい。


君はそうでならなくてはいけない。


君は柔らかく冷ややかな姿がいい。


君を手に取る。


柔らかく優しく 日に幾度も


僕を拭ってくれる。


ああ……優しい君がいい……。




たまに、浮気をしたら


たちまち僕は……赤くヒリヒリとする。


ヒリヒリとした痛みが広がる


僕は後悔をする。涙目となり……。

 


やはりしっとりと濡れた君がいい。



今年は……早くから飛びそうなのだよ。


杉の木が、赤くモコモコとしている。


それは……雄花が膨らんで来ているから


それは……雌花を求めて旅立つ準備。


それは……黄色の花粉、飛び立つ花粉。


君を買いに行かねば、マスクが、マスクが!


品不足なのだよ。この上君がいなくなったら


僕は、僕の鼻は……アカハナテングザルになってしまう。


高級ローションしっとりティッシュペーパー!


しなやかなしっとりタイプのティッシュペーパー。


たかがティッシュペーパー、


されどティッシュペーパー。


肌触りが、しっとり柔らかな君がいい……。



花粉症に悩む青年の嘆き〜


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 相手は選ばないとですね(苦笑) シーズンには、1日に一箱使うこともあるので、 相手を考えないと痛い目をみます( ̄▽ ̄;) [一言] 今年は早そうですね(;´д`)
[良い点] あれ、高いんですよねー(^^) 1回だけ使ったことあります。
[一言] 花粉症には辛い今日この頃な感じが伝わって来たのですよー
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ