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爆縮と体温の機知(4)

跳躍にして令和

静かな形に陥る

深夜二時の時間は

浮かれた幻影だけを

空気に変えて

町中に押し出している

いつもより煩いあの家は

親戚がやって来て

いつもより明かりの付いている

あの家は

息子夫婦が帰って来て

そんな形が

静かな夜の中

屋根の上に漂っている


新たな時代になったとて

何かが大きく変わるわけでは無い

だけど、何かに

寄りかかって居たい

そう思うからこそ

出来る物事がある

無理矢理な理由にして

スタートを切るのさ

今日が始まりで

終わるのが自由という

少しだけ出来そうな形に

出来る日なのだから


今までのことは

少しだけ忘れて

新しく作り上げることに

意味があるのだ

ダイエット、筋トレ、物語

他にも、作れるだけ作って

一個でも残れば良いよな

継続は力なり、なんて

声を大にして言うものでもないが

続いていれば

誰かに話せるもので

欲しいのは

手軽な形だけど

確かな形だったする


諦めも続きも

同一の中で

人間が出来ることは

取捨選択しかない

割り振ってみたものの

捨て切れないものもあって

本当に

僕等は面倒な存在だ

情の情に錠が付いて

身動きが取れなくても

笑って暮らせる

組み立て方は自由であり

この世界の人間は

誰一人として

正解だとは言えない

自分で自分の正解くらい

作って暮らす方が良い

あんたの正解は認めないが

あんたの正解の存在は認める

それだけの時間が

ずっと続く


未来は明るい

美しいことを前提にしなければ

箱は小さくなって行く

制限速度60キロを

ピタリと合わせて

走行できる者は少ない

それを超えてはならぬなら

それより下にしか

合わせられない

飛び切り明るく描くのは

それ以下にしかならないからさ

目標も同じ

夢も同じ

既に差し引きされている

乗れる時に乗れないなら

それより以下にしかならない

面倒な話は

始まりには必要な物なんだ



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― 新着の感想 ―
[良い点] 辛口部分ありますが、お許しください。 めいろさんの詩、途中で読むのやめちゃうことがあります。リズムが難しいのと、長いからです。 でも今回のは、目線がわかりやすいところから始まって、一般…
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