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この空の下、大地の上で  作者: 架音
一章・古血統の少女
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三五・古血統

本日のキーワード:伏線回収?

 古血統には世界を書き換える力がある。


 その言葉の意味を理解しきれなかった一同は、一様に困惑の表情を浮かべる。その様子を見た第二氏族の長は改めて、少し真面目に話すことにした。


 それは妖精種の誕生から、人間が妖精種から生まれるまでの話。

 本来なら人間が知ることのできない、遥か過去の話。

 人間と妖精種の軋轢の話。


 長い長い話は、窓の外が赤く染まるころまで続いた。






『宿光』


 伯爵から手渡された一枚の符を手に持ち、ドゥガの肩を踏み台にして、天井の中央に取り付けられている半球の透明な装飾に符を押し当て、ディーは口訣を唱える。

 直後、僅かに色が付いた柔らかな光が薄暗くなっていた室内を満たしていく。


「硝子の塊に長時間発光する光を宿す符だ。まあ、いささか高価なものだがな」


 興味深そうにその様子を見ていた少女に、ドゥガが説明して見せる。


「これでも伯爵家の屋敷ですからね。客人には些か見栄を張らないといけませんし」


 ――それを言ったらなんか台無しな気が?


 肩を竦めて見せるドゥガの弟に、いささか冷たい視線を送る少女。


「それで?今までの話が全部本当だと仮定しても、古血統の話は一言も出てきておらんかったぞ?どこが古血統に纏わる詳しい話だったのかの?」

「焦っちゃだめですよ王女様。今までのは前振りですから―」


 疑問のたっぷり含まれた王女の言葉に気の抜けた答えを長は返し、その言葉に含まれていた意味を理解した一同はげんなりとした表情を浮かべる。

 今までの長い話が前振りならば、これからは為される本編は一晩かかるのではないかと想像したためである。


「大丈夫ですよー。ここからは短いですから。多分?」


 些か心許ない、妖精種でも最も古い存在の適当極まりない言葉に、一同は一斉にため息をついた。






「要するに、新しい純血の妖精種を生み出しちゃおうってところから話は始まったんですよ」


 第二氏族の長はそういうと、茶碗に口を付け、熱かったのか顔を顰めて舌を出した。


「長い話になりそうなんでざっくり話しちゃいますけど、それを考えたのは最初の八の者のうち、一の者、二の者、三の者、四の者の四名でした。それ以外の四人は反対してましたし、次の八〇と最後の八〇〇の意見なんて、最初の八の者は聞く耳持ってませんでしたしね」


 まあ、今考えると私も聞く耳持たなかった一人なんで、ある意味同罪なんですけどねー


 長はそういうと朗らかに、しかしどこか寂しそうな声でそう過去の自分を笑い飛ばしてみせる。


「で、話は戻っちゃうんですが、最初に彼らは考えたんです。どうして自分たちは原初の泉で生まれたのかって……で、考えた末出した結論は、濃密な魔力溜が何らかのきっかけで物質化し、その過程で魂と呼ばれるものが芽生え、結果自分たちが生まれたんじゃないかと。ならば何らかの術式で魔力溜を作り出し、そこに外部から魂を呼び込めば、純血の血統種が……最初の八の者に匹敵する存在が生まれるんじゃないかって結論付けて……実行しちゃったんですよね」


 その長の説明に、それなりに魔法に詳しい王女が疑問を口にする。


「そうは言っても、魔力など早々貯めることができるのかの?妖精種の長と同じ存在を生み出す程の量なのだろう?……仮に貴女の話が本当だとしても、一体どれだけの畜魔鉱石が必要になるのか……」


 符の作成時に必要な魔力を供給するために作られた畜魔宝石には、発火符五〇〇〇枚を作製できるだけの魔力を蓄積できるが……はたして妖精種の長が誕生させるほどの大魔法を行使するための魔力を蓄えるのに、それがいくら必要になるのか見当もつかない。


「だから仮にじゃなくて実行しちゃったんだと……んまあ、畜魔宝石の方なら皆さんもよくご覧になってると思いますよ」

「……それは、誰にでも見える場所に存在するという事か?その、魔力を蓄積する何かは」


 ドゥガの問いに、長は首を縦に振って肯定して見せる。


「三番目の白い月ですよ」


 長の言葉を理解するまで、数瞬の間を置いてから、一同は一斉に執務室にはめ込まれた大きな窓から、急速に闇を深くしていく空に浮かぶ月に視線を向けた。


 そこにあるのは上の方が少し欠けた赤い月、下半分だけ輝く蒼い月、そして青い月とは逆に、たわめられた弓のように上部が輝く白い月。


「……あの月はおかしいと、昔から言われておったと……そう教えられておる」


 成人前に師事していた家庭教師の言葉を思い出しながら、王女が言葉を漏らした。


「曰く、満ち欠けの向きが赤い月と蒼い月と逆なのはなぜか。満ち欠けの速度が一定しないのはなぜか。新月になった後各地で“はぐれ”の目撃報告が多数寄せられるのはなぜか」


 呻くように洩らされる王女の問いに、長は申し訳なさそうに言葉を返す。


「術式を編んだのは、あの四名だったので詳細は私も知らないんですけど……“はぐれ”に関しては、彼らがまとめあげた術式の不備が原因と聞いてます……本来なら三番目の月が満ちる時だけ術式は発動するはずなんですが、その前の段階で月から僅かに魔力が漏れ出すらしいです。僅かとはいっても自然に存在するモノよりも遥かに濃密で……それに召喚術式が勝手に発動してしまい……魔力が足らない状態で魂が吹き込まれると“はぐれ”が生まれると、三の者がちらりと漏らしていました」


 ――……つまりあの時、あの場で出会ったあの化物は……


 長の言葉に含まれる意味を先取りして理解した少女は身を震わせた。


 長は言っていた。蓄積された魔力溜に外部から魂を呼び込めば、と。外部というのは魔力溜とかいうモノの外部という意味ではなく、この世界の外……つまり自分が元いた世界から魂を呼び込んだのではないか?


 ――そして仮にそれが本当なら……彼女が言っていることが本当なら、あの夜ドゥガが屠った化物は……


 仮定を重ねた上とはいえ、たどり着いた結論に少女は全身の血が凍りつくような恐怖を覚えた。

 あの夜、少女に恐怖を与えたあの化物は、自分と同郷の人間だったかもしれないという可能性……まかり間違えば自分があれになっていた可能性に、少女はその小さな身体を震わせる。

 しかし、同時に感じてしまった安堵する自分の心に、少女は激しい嫌悪感を覚えた。たとえ少女の姿とはいえ、自分の意思を保ち、自由に行動できることに対する安堵に対して。


 そんな少女を励ますかのように、慰めるかのようにドゥガはやや強くその頭を撫でる。


「お前が気に病むことはない……安堵する心を恥じる必要はない。それは人として当然の気持ちだろう?」


 確かにドゥガの言う通りではあるのだろうが、それでも釈然とはしない。あんな獣の姿に押し込められた魂は……彼らは一体どういう心持だったのだろうか?

 突然自分が知らない異郷に呼び寄せられ、人の姿を奪われたのかもしれないなど……


 ……だから今回こそ、終わりにできることに期待しちゃってるんですよ……


 長は僅かに熱の籠った瞳で少女を見つめ、小さな言葉を漏らしたが、誰にも聞かれなかったようだ。


「ともかく、古血統と“はぐれ”が、近しい存在だと、それは判りました。しかしそれだけでは“世界を書き換える力がある”の、説明にはなっていないようですが?」


 伯爵が長の言葉に改めて疑問を呈する。

確かに古血統がどうやって生まれてくるのかに関しては、何とか理解はできたが肝心のその力については説明されていない。

そのことに対する説明は簡潔だった。


「逆に、集めた魔力が多すぎたことが原因なんですよ。古血統の子の魔力は、最初の八の者よりも遥かに多い場合がほとんどで……それが原因てわけじゃないんでしょうけど、元型物質に対する干渉能力も桁外れなんです」


 元型物質……励起文であれ、符の使用であれ、魔力に反応し、現実を暫くの間騙す役割を持った、この世界に隠された目に見えない秘密。


 それに対する干渉能力の高さとは、現実に引き起こされる事象により顕著な影響を与えるという事を普通では指すのだが……つまり魔法の結果に対する影響力の事を示しているのであるが、彼女が言いたいのはそれ以前の干渉能力についてだったらしい。


「ディーさんから少し聞きましたけど、イラちゃんは言葉が話せないのに、符を暴走させたことがあるんだったですよね?」


 長からの問いかけに、少女はあの夜の光景を思い出し、さっき感じた恐怖からまだ十分に回復していない身体を震わせてから小さく頷いた。


「……それが証拠です。イラちゃんが使ったのは『神鳴り』の符でしたね?あれは確かにもともと私たちの励起文が元になってますけど……心の中で唱えるだけで発動するほど簡単な魔法じゃないです。最初の八の者の一人である私でも励起文を口に出さずに発動させるのは無理ですから」


 長の言葉を簡単に纏めるならば、それはつまり、行程を無視して結果を得る力少女にはあるという事になる。

 そして長の言葉に従うならば、人間を遥かに超えた妖精種の最古老ですら、そんなことは出来ないらしい。

つまり、彼等をすら凌駕する力を持っているという事なのだろう。古血統とは。


 長が言葉を終えるのと同時に沈黙の帷が下りた。少女はもとより言葉を発する力はなく、他の四人もすぐに語る言葉を見つけることができないでいる。


「……イラちゃんがすごいっていうのは判りました」


 最初に口を開いたのはディーだった。珍しくも真剣な面持ちで、彼女は言葉を続ける。


「私は馬鹿だから、世界を書き換えるっていうのがどういう事かは判りませんけど、イラちゃんが可愛くて仕方ありませんから、イラちゃんとずっと仲良くしていきたいと思うのです」


 ディーのそのあまりにも直裁な言葉に少女は顔を真っ赤にして俯いてしまい、そのことで固まっていた空気が弛緩する。


「まあアクィラが望む限りは俺も守っていこうとは思っているが……俺が傍にいることに不満はないか?」


 ドゥガの問いかけに、少女は大きく首を横に振って応えた。むしろ傍にいてもらわないと、意思の伝達等で非常に苦労するし……それにあの約束を守ってもらえなくなる。


「私としては些か不本意だったのですが……まあ、兄上の大事な方を守るのは吝かではありませんし」

「私としては何とも言えんが……これから少し親密な関係になれれば問題ないだろうか?」


 伯爵と王女の言葉に、少女は微笑みを浮かべ、深々と頭を下げる。


 しかしそんな弛緩した空気に冷水を浴びせたのは、再び口を開いた妖精種の長だった。


「仲がいいのはいいんですけど、危険性だけはきちんと認識していて下さいね?」

「……危険性とは?彼女のことを。また奴らが狙って動いてくるという事かの?」


 長の言葉に、僅かに苛立たしげな雰囲気を滲ませて王女が尋ねる。


「それはもう来ることがわかってるんですから、どう対応するかって話ですよ王女様。そうじゃなくて彼女自身の危険性のお話ですよ?」


 少女はその言葉に体を硬くする。長が何を危険視しているのか、それに気が付いたからだ。

 彼女は先程なんと言ったのか?魔法の行使には励起文が必要。なのに自分にはその行程がなくとも現象を引き起こす力がある。


 ――それって下手したら、心の底から強く願った場合それだけで魔法みたいな効果を生み出してしまう……現実を改変してしまうってことじゃないのか?


 世界を書き換える力……その言葉が今更ながら重くのしかかってくる。


「ここの湖が出来た経緯は知ってますね?」


 唐突に長の口から漏らされた言葉に、一同は小さく頷いた。


「あれをやったのも、私のお友達でした……シルヴィア=アーリントン。今は名前が伝わっていない彼女ですが、彼女がここで為したことはこの湖を造り出したことだけではありませんでした」


 何かを懐かしむかのように、彼女は小さくため息をついた。


「第一氏族がよほど憎かったのでしょうね……彼女はこの湖を造った後、一つの呪いを第一氏族に掛けました」

「呪い?」

「ええ……彼女はその身に宿された魔力をすべて使い果たし、塵となって消え去るのと引き換えに、第一氏族に致命的な呪いを残していったんです」

「……その呪いとは一体何なんだ?」


 ドゥガの問いに長は瞳を閉じ、まるで祈りの言葉のようにかつて友だった者の最後の言葉を口にする。


『この日以降、第一氏族に新たな命を与えない。この日以降彼らに新たな生命は生まれない』


 その言葉に五人は一様に表情を強張らせる。彼女が口にしたのは確かに励起文でも何でもない。まさしく呪いの言葉としか言いようがないが……逆に言えばそれだけの言葉でしかないはずだ。普通ならば。


「……三二〇年前のあの日以降、第一氏族に新たな子供は生まれなくなりました。五〇年前のマナート山の件も追い打ちをかけたんでしょうが……現在第一氏族の数は五万を大きく割っているはずです」


 不妊の呪いか不能の呪いか……あるいはその両方か。ともかく、これはすでに魔法でも何でもない。


「古血統の子達が、魔法とそうでない力をどうやって使い分けているのか、それは私にも判りませんでした。そして彼女たち自身も理解していないようでした……だからなんでしょうか?その力を使った後で生きていた子は、カエデ=ホゥマ一人しか知りません」


 重苦しい沈黙が、その場を支配した。






「……ともかく、お嬢さんに気を付けていただくことは、軽々しく心を揺さぶられず、常に泰然として頂くこと、でしょうか?」


 重苦しい沈黙を最初に破ったのは伯爵の言葉だった。

 

「実際深刻な影響が出るほどの想いというのは相当なものらしいですから、そこまで心配することもないのでしょうが……それでも普段から、自分を律することを心がけた方がいいと思いますね」


 その言葉に、少女は小さく頷いて同意を示した。


「魔法の事もある程度知っておいた方がいいな……煉符館の基礎講座程度なら一巡りもあれば覚えられるだろう……あれには源流になった魔法の術式の座学もあったはずだ」


 ドゥガの言葉に少女は少しばかり首を傾げ、


「ならば私が教えてやればよいかの。なに、座学程度なら私でも教えられるからの」

「それじゃあ私は……応援?」


 ディーの言葉に思わず吹き出し、それから神妙な顔で王女に頭を下げる。


「まあ、何はともあれ大まかなことは判った。すまなかったなハチ」

「はっちゃんて読んでください万騎長……久しぶりにまじめな話をした気がしますので、お夕食にはぜひ肉か魚を」


 礼を述べるドゥガに対して今まで真面目ぶって説明していたことに疲れたのか、長は長椅子に身体を預け、ひらひらと手を振りながら言葉を返した。


「とりあえず、頑張って生きてください。古血統の女の子はたくさん知ってますけど、ほとんどの子は力に振り回されて……あんまり幸せに生きられなかったですから。私の同族のせいでこんな面倒事に巻き込んじゃってますけど……私としては不幸な結末はあまり迎えて欲しくないと思ってますので……出来ればそれだけは忘れないでください」


 その言葉を最後に、会談はお開きとなった。




      ◇      ◇      ◇      ◇      ◇




 ――なんか疲れたー……


 あてがわれた寝室のベッドで寝転がりながら少女はため息をついた。今日は色々と今までの疑問が解消したが……将来の展望に繋がるモノはほとんどなかったからだ。


 自分のこの身体……古血統の誕生秘話や、その謎の能力の解説なんかはあったけれども、結局それは現状の追認と解説に過ぎない。


 ――多分まだ話してもらってない事あるよなー


 たとえば、彼女の言葉が本当になら、ドゥガの御先祖様の女性は人間に変身?した女性らしい。

 つまり古血統の力というのは自分にも働かせることができ、それは肉体を作り替える事すら可能なのであるという事を示している。

 なのに相変わらず自分は言葉を話せないし、身体も少女のまま……必死に力を望んだのにやはり無力なままだ。


 ――小説みたいに単純に考えるなら、まだ『覚醒』していないってことか……


 自分の心の中でとはいえあまりにも痛い単語を思い浮かべた少女は顔を顰めた。感性的にはごく普通の一般人である少女にとっては、かなりはばかられる単語ではある。


 ベッドの上でうつぶせになって足をバタバタと……させるには右腕の傷が痛いので、枕を左手でつかみ、それに自分の顔を埋めて恥ずかしさをやり過ごす少女。


 ――とにかく……現状で自分は古血統の力を自由に使えない……そういう事なんだろうなー


 それがいい事なのか悪い事なのか……天秤がどちらに傾いているのかはよく判らない。


 第一氏族に狙われ、周囲にトラブルを引きこんでいるくせに明らかに足手まといになっているのが現状だ。

 古血統の力というのを自由に使えるようになれば、降りかかってくる火の粉を自力で払えるようになるかもしれない……しかし場合によってはもっと恐ろしい災厄を自分で振り撒いてしまうかもしれない。


 そんなことになった場合のドゥガとの約束だが……出来ればそんな事態が起こらない方が色々と望ましいことは間違いない。





 少女の煩悶は、ディーがお風呂に拉致しようと部屋に侵入してくるまで続いた。










はっちゃんが真面目なのはあと一回あるかなぁ


そんなわけで色々と回収に来ました。

感想にあった白い月の満ち欠けに対するご指摘も

ここで回収できました。

いやまあ、あの時点で解説しちゃうと色々ネタバレが酷いことになる所なので半スルーしちゃう感じになってたので申し訳ありませんでした。


とりあえずまだ伏線はいくつか残ってますが、大体の所は回収できたんじゃないかと……


しかし説明回は色々動きがないので書いてて辛かったっす……


*活動報告って機能があるのに今更ながら気が付きました……

空下の方はそろそろ終幕が見えてきましたので、別の話の準備に入っていますので、そっちの方の経過とか書いてこうかなと思ってます。

 恐らく気まぐれ更新になると思いますが……

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