ソフィアとのデート
俺はソフィアと一緒に都内のゲームセンターに来ていた。
ソフィアは、「凄ーい!こんな場所、私の住んでいた王国には有りません。でも、凄くうるさいですね。亅
ソフィアは耳を塞いだ。
「何だか鼓膜がはち切れそうです!亅
俺は、「まあ、こんな場所、お前の王国には無えもんな。悪かった。ここはもう立ち去るか。亅俺は耳を塞いでいるソフィアを連れてゲームセンターを出た。
俺とソフィアが次に向かったのは、
都内の屋台だ。
ソフィアが、「わあああ∼、凄くいい匂いがします!美味しそうです!亅と
コメントする。
俺は、「お前の王国にないだろ。これも、さあ、どれ食べたい?亅
とソフィアに尋ねる。
ソフィアは、「どれもこれも見た事が無い食べ物ばかりです。亅と言うと、
チョコバナナを指刺し、「これを食べたいです!美味しそうです!亅と言った。
俺は、そうか、と頷くと、そのチョコバナナを買い、ソフィアに手渡した。
ソフィアは美味しそうな顔で、チョコバナナを頬張りながら、頬を抑え、
美味しい∼!とリアクションした。
他にも俺達は水飴を買ったり綿飴を買ったり、色々な所を廻った。
ソフィアは、嬉しそう。と言うより、美味しそうだった。
他にも俺達はデパートや、ショッピングモール、コンビニ等色々な所を
巡り、王国にない色々な物に触れて回ったソフィアはご満悦と言った様子だった。しかし、その一方で、慣れない場所ばかりだったせいか、ソフィアはくたくたになってしまった様子で、
その場に座り込んでしまった。
「おい、大丈夫か!?ソフィア!亅
俺は駆け寄ると、ソフィアを背負い、
「慣れない所ばかりで疲れちまったな。亅そう言いながら、公園のベンチにソフィアを下ろし、2人でベンチに
腰掛けた。
しばし、沈黙が続く。
「…」「…」
…しばらく沈黙が続いた後、俺は
ソフィアに、
「なあ、ソフィアはさ、今までどんな人生を送って来たんだ?亅と尋ねた。
ソフィアは、しばらく沈黙した後、
語り出した。
「私は、元々、実は孤児だったんです。亅
突如ソフィアは、自身の生い立ちに付いて、衝撃の真実を、そして同時に、
壮絶な半生を語り出した。
「えっ、孤児って、お前、親に捨てられたのか!?亅俺は驚き尋ねる。
ソフィアは、「はい。そうなんです。
スラム街で親に捨てられて、それを
見つけて、保護して、養ってくれたのが、ノヴァ女王何です。亅
ソフィアは語り出した。
「だから、私にとって、ノヴァ女王が、育ての親何です。生みの親、つまり実の親は、私は知らないし、顔も見た事が無いんです。亅
それを聞いた俺は、
「そうだったのか。悪いな、辛い事思い出させてしまって。亅とバツの悪い顔で頭をボリボリ書きながら、謝罪した。
ソフィアは、「いいえ、良いんです。私が捨て子だったのが悪いんですから。亅と即座に否定した。
俺は、「馬鹿。違げーよ!悪いのは
ソフィアじゃねえ。お前を捨てた親だろ。よりにもよってスラム街とか、治安の悪い所にお前を捨てやがって。亅
俺はソフィアに少し激しい口調でそう突っ込みを入れた。
「つーかそれにしても、何でお前を捨てたんだろうな?まあ、クズ親である事は確定だが。亅俺は続けてそう言うと、ソフィアは
「私は親に付いては本当に何も知らないんです。私にとっての親は、ノヴァ女王だけなので。亅と語った。
俺は、「分かった。何時までもこんな重い話していてもしょうがねえ。今日はソフィア、色々と悪かったな。何かこう、お前の事振り回しちまって。慣れないトコばっかで疲れさせちまったし、嫌な事も思い出させちまった。亅と謝罪した。
それを聞いたソフィアは、「いいえ、良いんです。私は親の事は別に恨んでませんから。それに今日は楽しかったです!亅ソフィアは満面の笑みを見せた。
俺は、「親を恨んでないか。お前って
マジ、優しい奴だよな。亅と言う。
「ソフィア、今日はもう帰ろう。そろそろ王国に帰らないと女王が心配するだろ。亅俺はソフィアと異世界に帰る事にした。
ソフィアは、「ええ、そうですね。亅と微笑む。そして、俺とソフィアは二人で帰路に付いた。
家に帰ってくると俺は、
「最初王国に介護ロボット持ってこうとしたんだが、よく考えたら、今王国に介護が必要な奴居ねえからな。やっぱり、ドローン持ってくわ。ドローンにカメラ付けて王国を上空から撮影。それで、王国の上からの全体映像。見取り図を作る。それなら、王国の何処がどう壊れていて、何処をどう直せば良いか、分かるだろ。亅と言いながらドローンを手に取り、リュックに入れた。
ソフィアは「今度は空を飛べるロボットですか?凄い。本当に色々有るんですね。亅と言いながら、目を輝かせ、ドローンを見つめる。
「時間が勿体ない。さっさと行くぞ。亅俺はそう言うとソフィアと共に玄関まで行き、何時ものように外へ出ると、ソフィアの手を取りながらソフィアと共にマンホールの穴から落ちて、一緒に異世界へと吸い込まれて行った。
そして、俺達は王国の城のトイレの便器から飛び出した!
ずぶ濡れになりながら、俺とソフィアはトイレの床に叩きつけられる。
「ぐわっ!亅「きゅやんっ!亅
二人してそれぞれで声を上げる。
「痛てててて…!おい、大丈夫か?
ソフィア?亅俺がそう言うと、
ソフィアは腰を擦りながら、
「はい!大丈夫です!亅と明るく答える。それを聞いた俺は、
「そうか、ソフィア、所で一つ気になるんだが。亅と言うと、ソフィアは
首を傾げる。「今お前、きゅやんって言わなかったか?亅続けて俺が尋ねる。
「言ってません。亅「言っただろ。亅
「聞き間違いです。亅「いいや、言った。亅「…亅「…」
「…お前、驚くとあんな声出るんだな。亅
「おっ、お互い様です!亅
ソフィアが顔を赤らめる。
俺とソフィアは女王の部屋に何時もの様に行くと、早速俺は女王にリュックから取り出したドローンを見せ、
ドローンにカメラを取り付ける事で上空の映像を収める事が出来る。と
説明する。
「成る程、それなら王国の何処がどう壊れているか分かるな。亅
女王がドローンを手に取り、調べる。と言うか、物色する。続けて女王は
「で、どうだった。ソフィア。その
ニホンという国は?亅と尋ねる。
「はい、私の場合、トウキョウと言う街に行ってきたのですが、見た事無い様なお店や食べ物が目白押しでした!特に、チョコバナナという食べ物が美味しかったです!亅
ソフィアは興奮気味に語る。
「そうか。願わくば、私もそのニホンと言う国のトウキョウと言う街に何時か行ってみたいものだな。亅
女王がそう答える。
俺はドローンにカメラを付けて、
準備を開始する。
「じゃあ、いよいよ、始めます。亅
俺がそう言うと、女王は、
「ああ、宜しく頼む。亅と返事する。
俺はカメラを付けたドローンを窓から
飛ばす。
上空に向けて俺はリモコンでドローンをコントロールする。
ソフィアと女王が見守る中、
ドローンは空に吸い込まれて行く。
王国を上空から映像で収める作戦が始まる。
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