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あーかい部! 〜部室棟 乙女の干物 集まりて 怠惰を極め 綴るは実績 電子の海へ あゝあーかい部〜 4話 集結

ここは県内でも有名な部活動強豪校、私立池図(いけず)女学院。


そんな学院の会議室、現場……いや、部室棟の片隅で日々事件は起こる。


あーかい部に所属するうら若き乙女の干物達は、今日も活動実績(アーカイブ)を作るべく、部室に集い小説投稿サイトという名の電子の海へ日常を垂れ流すのであった……。

ここは県内でも有名な部活動強豪校、私立池図(いけず)女学院。


そんな学院の会議室、現場……いや、部室棟の片隅で日々事件は起こる。


あーかい部に所属するうら若き乙女の干物達は、今日も活動実績(アーカイブ)を作るべく、部室に集い小説投稿サイトという名の電子の海へ日常を垂れ流すのであった……。






池図女学院部室棟、あーかい部部室前。




廊下に赤い長髪の少女が1人、立ちすくんでいた。




「な、なんだか……ここに来るのも随分と久しぶりになってしまったな……。」


「はいはい久しぶりですねー。」


「であえであえ〜。」


「あさぎ!?きはだ!?」




あさぎときはだは少女の背中をゴリゴリと部室の中に押し込んだ。




「……ええっと、久しぶりだな、2人とも……。」




この挙動不審な少女こそあーかい部1年、『赤井(あかい)ひいろ』である。




「なーに言ってんの?さっきまで教室にいたじゃん。」


「右に同じぃ。」




因みに、3人はクラスメイトである。




「いや、あさぎが先に久しぶりって


「でぇ?ひいろちゃん、何か言うことはないのかい、ぉおん?」




きはだがひいろにつめよった。




「いや、その…………済まな


「「ちがぁぁぁああうッッ!!!」」


「…………へ?」


「言うことといったらアレしかないでしょ!?」


「な、なんのこと


「「とぼけるなぁぁああッ!!」」


「えぇぇ……。」


「やれやれだねぇあさぎちゃん。」


「やれやれだよきはだ。」


「だから何がやれやれなんだよ……ッ!?」


「……しょうがない。ヒントをくれてやれ、あさぎちゃん。」


「はぁ……。しょうがないなぁ。」


「なあ、ワタシは怒られているのか……?」


「質問しているのはこちらだバカものぉぉお!!」


「えぇぇ……。」


「そうだよひいろ?私ときはだが聞きたいのは謝罪なんかじゃないの。」


「じゃあ何を聞きたいんだ……。」


「部活を休んでた間……『どこで』、『誰と』、『どう』イチャイチャしたのかを言ってくれればそれで私ときはだは満足するの。」


「な……っ!?なんでそれを///」




因みにひいろには最近恋人ができた。




「隠せているつもりかバカものぉぉおお!!!」


「きはだのそのテンションはなんなんだ……。」


「さっさと言っちゃった方がひいろも楽になるよ?」


「なんで2人にそんな恥ずかしいこと


「「『恥ずかしい』こと、ねぇ……♪」」


「あっ……///」


「ねえねえあさぎちゃん。」


「どうしたんだいきはだ。」


「……と、とにかく!ワタシは言わないからな!?///部活動休んでたのは悪いと思っているが、それとこれとは別問題だからな!?」


「だーかーらぁ……わたしもあさぎちゃんも、休んでたことなんてこれぇ〜っぽっちも怒ってないんだよぉ。」


「そうそう。」


「それは、その……ありがとう。」


「よしよし♪」




きはだはひいろの頭をポンポンした。




「問い詰めても仕方ないし、部活始めちゃおっか。」


「そ、そうだな!」


「しょうがないなぁ。」


「じゃあ今日のお題は『恋バナ』で。」


「異議なし。」


「異議しかないわっ!!///」


「「え〜……。」」


「『え〜』じゃないっ!」


「しょうがない……ひいろちゃんが自発的にのろけてくるまで待つとしよう。」


「できたてが一番美味しいのになぁ……。」


「人の恋路を食いものにするんじゃあない……っ!」


「高校生は食べざかりなのさ……。」


「そうだ、食べ盛りといえば……、




ひいろはカバンから徳用サイズのふ菓子を取り出した。




「ふ菓子食べるか?」


「わぁい♪」


「ほんとにいつも持ってるんだそれ……。」


「ああ。おばあちゃんが言っていた……『いついかなる時も菓子パに備えろ』と。また役に立ったよ、おばあちゃん……♪」


「ひいろのおばあちゃん元気してる?」


「今朝も元気にランニングしてたぞ♪」


「ふ菓子うめぇ。」


「私たちけっこうここでだべってるけどさ、お互いの家族のこと全然知らないよね。……うま。」


「なんなら顧問の家族構成を一番把握してるまであるねぇ。」


「白ちゃん家かぁ……。」


「仲がいいのと家族構成知ってるのはまた別の話なんじゃないか?」


「こんどきはだの家行っていい?」


「笑止。」


「2文字で断られた……。」


「あさぎちゃん家は〜?」


「きはだもひいろもたまに来てるでしょ?」


「お隣さん家の方だけどな。」


「ひいろの家は?」


「来るのは構わないが、別に面白いものでもないぞ?」


「おばあちゃんに会ってみたい。」


「……また今度な。」


「菓子パに備えて行かないとだねぇ。」


「ね。」






あーかい部!(4)




ひいろ:投稿完了だ!


白ちゃん:お疲れ様♪久しぶりの投稿ね?


きはだ:ハネムーン帰りなんだ、見逃してやってくれ


ひいろ:誰がハネムーンだっ!


あさぎ:まだ結婚はしてないでしょ?


ひいろ:勝手に結婚を視野に入れるな


きはだ:まさかひいろちゃん、遊びなの……?


白ちゃん:最低


ひいろ:なんでそうなる!?


あさぎ:これは彼女さん呼んで緊急会議だなぁ


ひいろ:やめろやめろ


きはだ:じゃあ彼女さんとは真剣なのぉ?


ひいろ:真剣に決まっているだろう


あさぎ:おお


白ちゃん:どう、真剣なの?


ひいろ:顧問なら2人を止めてくれ


白ちゃん:私は顧問である前に恋の亡者よ?


きはだ:亡者www


あさぎ:お願いひいろ、成仏させてあげて


白ちゃん:勝手に○すな


ひいろ:アーメン


きはだ:宗派めちゃくちゃで草ァ!


あさぎ:アーメンの方は復活で成仏は転生?


きはだ:ざっくりそんな感じだよぉ


ひいろ:じゃあ、アーメンしたら生き返っても白ちゃんなのか……


きはだ:これが輪廻の苦しみかぁ

あさぎ:ご愁傷様です


白ちゃん:おい

白ちゃん:私だってまだまだいけるし!?


ひいろ:うっ……、

きはだ:キツ

あさぎ:おえぇ


白ちゃん:これでもまだ20代なんだけど!?


ひいろ:29か……

きはだ:ちゃんちゃんこ買わなきゃ

あさぎ:千歳飴買っときます


白ちゃん:算数と日本文化学び直して来なさい

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