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魔女の血を継ぐ令嬢は_  作者: 来夏
1/1

ひ・み・つ

「はい。

私のお母さまソフィアは魔女族の生き残りです。

それは我が公爵家の最大の秘密。

魔女族は膨大な魔力を有していて国一つ壊すのも秒です。

魔女族、伝説の4族は生きていると知られたら戦争の火種になりかねません。

なので、お母さまの秘密は守らねばなりません。

それは私も同じで、私の魔女族の生き残りで、人を傷つける魔法属性『氷』を扱います。

この秘密を知るのは公爵家の使用人、先生。親族。王家。

なので私は魔法を見せてはならない。」

私はここまで言いスゥと息をついた。

じゃあここで私の前世についてお話しましょう!そして今世もついでに教えちゃうよぉ!

聞きたいだろ!聞きたいだろ!

わかった、そんなに聞きたいなら教えてあげる!

私の前世は流行を生きていた女子高生。

いわゆるJKというものだよ。

でも普通のJKと違ったのは『乙女ゲーム命!』というところ。

オタ友のマーちゃんと乙女ゲームに何万つぎ込んだことかぁ...!

そんな中私が一番はまっていたのは

『魔法学園でドッキドキ!』

平民が珍しい特殊能力を持つことを買われ名門魔法学園に通うことを許される。

そこで第一王子とかと愛をはぐぐむよくある王道乙女ゲーム。

ヒロインや気になっていた私にだけ見せる笑顔とか弱音を見てマーちゃんとキャーキャー叫んでた!

でも、そこにはヒロインと同等。もしくはそれ以上の魔力を持つライバル。いうところの悪役令嬢がいた。

第一王子の幼なじみにして婚約者。

美しい容姿を持ち膨大な魔力を持つ。

そして_______...

王家が切り離せない大きな秘密を持っている。

そうそうその理由こそ!

大陸一の大国!この国を守護する伝説の4族。魔女族の生き残りだから!

ホントにイラついたんだよねぇ!

まったく攻略させてくれなくて!

しかも王子に泣き落としして「私国出てきます!」ってすぐ脅すし!

はぁ

まさかそんなキャラに私がなるなんて!

どうにかして王子との婚約を阻止しなくては!

まずお父さまに相談にしに行くことだよね!

あ、話し戻すね~!

私の前世はおばあさんをトラック事故から救って終わったの。

まぁ。後悔してない。

だっておばさん!お菓子とかくれるいい人だもん!

オタ友のマーちゃんも残してしまったことは反省だけどね。

そしてこの世界に転生したの。

マーちゃんなら泣いて喜ぶんだろうなぁ。

せめてヒロイン転生だったらどんなにいい子とか...





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