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オトコノチオンナ  作者: 瞳
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仕事と彼

女の直感なのかしら、感じる時がある。今日は連絡が来るなと。

そう思っている日は大抵連絡が欲しくない日。

今日は同僚と飲みたい気分だった。仕事の達成感だと思う。これまで関わっていた大きな仕事に区切りがついた。男として胸を張れる日。


そんな日は同僚と仕事談義になる。

仕事が順調に進むと確信した日、達成した日は男に産まれて良かったと思うほんの短い時間だ。

その余韻に浸る時間も合わせて男としての存在意義を噛みしめるしかなった。


「ごめんなさい、今日はちょっとお仕事上のおつきあいがあって」とメッセージで返信した。


一緒に仕事をしている仲間も同じく仕事談義に花を咲かせたい気分。同じである。


「何時でもいい、待ってる」


そこまで言うのは珍しいと思った。何かあったのかな。早めに切り上げて行くべきか。


普段は飲まないお酒を少し呑んだ。完全に男モードだ。


「青木さん、ありがとうございます。なんとかリリースできましたね。」


「そうだな。無理かと思ったこともあったけど、なんとか間に合ったな。」


男同士の会話である。


何時になりそう?

メッセージに気づいた頃には22時になっていた。着信もあった。

電話もしてくるなんて・・。


名残惜しかったがその場を後にして彼の家に向かった。



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