表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/9

栽培薬草

頑張った。いっぱい書いた。でも読み直しするとちょっとしか書いてない現象…


可愛い女の子が出てくる予定なのにいつまでたっても出てこない現象…

ゴブリンロードを倒した。それに有頂天になるような性格ではラインハルトはなかった。30代になり薄くなった髪。鼻毛に白い毛が混ざるようになった。そんな毎朝見る顔を洗った自分の顔に勘違いする事は出来なかった。20代のうちに嫁さんを見つけていればこんな苦労せずにすんだのかもしれない。


薬草が取れるのは春から初夏にかけての短い期間と、秋だ。薬草が取れやすいように足場の整備をすると旅人がそれを目安にラインハルトより先に薬草を取っていってしまう。ぱっと見わからないように足場を作るなど地道な努力を重ねてなんとか食っていくしかないのだ。しかもこの頃、腹が減る。


運が良い事にゴブリンの姿が見えない。今のうちに薬草を取りたいのだがなかなか見つからない。少し焦る時は深呼吸でもするといい。初夏の木々が太陽の光を吸収してとてもいい香りだ。落ち着いて、めをこらせば、ほら見つからない。


泣きたくなりそうになりながらラインハルトは帰るのであった。馴染みの道具屋に薬草を売りにいくと薬草がたっぷりと積まれていた。

いつも通りの価格で買い取ってもらえたのは奇跡に近かった。

「これは?」

ラインハルトの質問に店主は苦々しい顔で、薬草の栽培に成功したのだと答えた。苦労せずに薬草が手に入る。目の前が真っ暗になるがしかしそれなら店主はなぜ買い取ってくれたのだろうか?

「まだこれが本当に効果があるかわからないからな」

試作品ということか。だがどちらにせよ成功した時の事を考えて転職は考えておかないといけない。

「暗い顔をするなよ、今まで通り買い取るつもりでいるからよ」

店主の声はずぶといおっさんの声だが、今だけは天使の声のように聞こえた。

「悪いな…」

実際は店主の方がラインハルトを手放したくないなだ。栽培ものに依存してしまえば今は良くてもいずれ値上げ要求に逆らえない。例え少し割高でも他の仕入れ先を確保しておくべきなのだ。


しかしラインハルトにはそこまで読めない。常連の自分に対する店主のリップサービス程度しか考えられないのだ。だからラインハルトは別の道を考えはじめた。冒険者の道を。

ゴブリンなどを食べましたがステータスに変化はありません。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ