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「な!?」


「きゃああああ!?」


「勇者さん!彼女を離すんだ!」


「やめなさいよ!痛い!」


「彼女を離せ!勇者!」


「なんのつもりよ!私をどうするつもりなの!?」


「何を詠唱してるんだ!?まさか移動魔法!?」


「私をどこへ連れ去るつもりなの!?」


「勇者!やめろー!」


「あんた私の手をつかんで!」


「待って、今!」


「いやーーー!」


「っ・・・!消えた・・・。くっ!」


「どうしたニャ?そんなに慌てて家から出てきて」


「!?君は勇者の仲間の獣人」


「踊り子よ。顔色が悪いニャ。何かあったの?」


「勇者が僕の恋人をさらったんだ」


「まさか!?」


「嘘だと思うなら、村を捜してみるといい。勇者はいないよ」


「あたいを置いてどこかへ行くはずないニャ」


「移動魔法を使ったんだ」


「移動魔法を!?」


「勇者がどこへ移動したか、心当たりない?」


「・・・隠れ家がある場所へ行ったかもしれないニャ」


「そこへ案内してくれる?」


「いいニャ。あたいも勇者に会いたいし」



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