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華の街  作者: 花椿蘭
4/6

花街の刀

夢を見ているという実感があった。

これは、夢だ。

そう。夢…


男は布団から飛び跳ねるように起き上がった。

体中寝汗がひどい。

多少、息も上がっていた。

枕元に置いてあった水を1杯、喉を鳴らしながら飲み干した。

しかし、息が落ち着かない。梟が遠くで鳴いている。まだ深夜に違いない。


「澄高。起きているか?」

障子の向こう側から声がかけられた。

「あっ。はい。」

「小五郎さんが帰ってきた。」

「あっ。はい。すぐ…」

そういうと澄高は着物を整え、館の中の一番広い部屋へと向かった。

ここの館は表向きは宿屋となっているが、実際は倒幕派の浪士たちの住処となっていた。

宿屋に月1回きちんと支払いはしているので何も言わずにおいてもらっている。

浪士以外にも普通の一般の客もとっているので怪しまれることも少なかった。

2階建てで、2階部分が客室となっており約10室はあった。

1階は大広間、風呂、厠、台所などがあった。

小五郎の部屋は勝手口に一番近い

1階の奥まったところにあったが、客室では一番広い部屋だった、



「すまぬな。澄高、起こしたか?」

部屋の片隅で、手紙を広げながら壁にもたれかかっている

小五郎と呼ばれた男。桂小五郎がそこにいた。

いつも、日本中を歩いている。

倒幕に力を注ぎ、新しい日本を作ろうと必死になっているのだ。

そんな桂小五郎の話し相手を澄高が担っていた。

つまり、相談役でおつきのようなものだった。

「いえ。おかえりなさい。」

そういうと澄高は小五郎の斜め前に正座をして首を垂れた。

「うん。」

澄高の中では、小五郎は兄のような存在でやさしさの塊のような人だった。

自分の前では、常に笑顔でいたし気遣いもあった。

「変わりはなかったか?」

澄高は一瞬考えた。

話さなければならないことがあるにはあるがどのように切り出していいのか迷っていた。

ろうそくがチリチリと鳴った。

「何かあるのだな。気にするな。話せ」

促され、決心がついた。頭をあげ、小五郎に向き合った。

「あちら側の小林平三郎殿が討たれました」

「ほう?」

小五郎は手にしていた手紙を床に置き、眉間にしわをよせ、澄高に聞き直した。

小林平三郎。佐幕派の重鎮だったが、それでも柔軟な考えの持ち主で

-こちらが側。つまり倒幕派にも理解を示しており、小五郎とは何度か話をしたこともあった。

それが仇になり、いつかはこうなるのではないかと小五郎は予感していた。

「まだ、詳細はわかっておりませんが…」

大して驚いてない小五郎に、澄高は眉間にしわを寄せた

「小五郎さん、ご存じでしたか?」

「あぁ。道中に風のうわさでな」

「そうでしたか」

「しかし、大事な線が一つ切れてしまったな…」

痛むような顔はしている。

そうは言っているが頭の中では次の一手を考えていた。

まるで将棋の次の手を考えているかのように

「諜報が働いていますので、近いうちに全貌が見えてくるかと」

小五郎は、声もなく何度もうなずいた。

「まぁ、なんとなく犯人はわかってる」

小五郎は自分の杯の酒を飲みほしていた

それから、澄高は小五郎の晩酌に付き合いながら他愛もない話をしていた。

今回はどこに行って来たとか、どこの飯がうまかったとか

そういう話が中心だ。どこで誰とどんな話をしたのかそういう話はしなかった。

たぶん、小五郎の中で心の整理がついてから、適切な時期に

話があるのだろうと澄高は思っていたので自分からはそういう話はしなかった。

「ところで、澄高。」

酒も程よく回ってきたところで小五郎が切り出した。

「女の方はどうだ」

またか、澄高が内心ため息をついた

「もう、その話は…」

「いいではないか」

と小五郎はカラカラと笑った。小五郎には相当美人な奥さんがいた。

しかし、日本中を回っている為あまり会えていないようだったが

それでもうまくいってるようだった。

「明日、皆で伏見の花街に行こうと思うのだ」

「はぁ。。。」

「お前もどうだ?」

「いえ、自分は…」

「白百合という花魁を知っているか?」

澄高の心情をよそに小五郎は軽快に話続ける

「実際に見た事がある者はほとんどいないのだとか」

小五郎はくいっと一口酒を飲み

空になった器を眺めた

「こんな世だ。花街という場所柄、夢を見せていてくれるようで、よくはないか?」

もっとも、その白百合に会えるかどうか分からぬがな。

と続けて言った。

花街に行くことは男にとっての憧れらしかった。

ここに来て最初のうちは付き合いで数回行ったことはあったが、どうにも澄高は好きにはなれなかった。

確かに、料理は上手いが静かに味わって食べれない。

あまり酒が好きではないのに酒を勧められ、酒が苦手だというと

鴿が豆鉄砲をくらったような顔で、自分を観る。

バカにされている気分だった。遊女という存在に若干、嫌悪感もあったし、同情もしていた。

金ために売られて、金の為に働く。ただそれだけではないか。

男たちも何がそんなに楽しいのか分からなかった。

遊女に恋をするという話はよく聞くが到底理解できなかった。

澄高は何となく、小五郎から甘い香りがすることに気が付いていた。

ーこの人も同じか。

なんとなく、悲しくなり苦い酒をあおった。


「おい!澄高!おきろ!」

耳元で大声がした。

体が揺さぶられ、やっとのことで目を開けた

「大丈夫か?弱いくせに、小五郎さんに付き合ったのか?」

頭を押さえながら起き上がる。

どうやって部屋に戻ってきたのかあまり覚えていなかった

ほれ!

と冷たい水を渡してくれる。

この男は、自分のと同じくらいにこの屋敷にきた男で世司といった。

この組織の中では澄高よりも身分は低いが

それでも歳が近いからか友人だった。

剣の腕はそこそこで、澄高に持っていないものを全部持っていて

一目を置いていた。

「諜報が帰ってきた」

分かった。そう言おうと思ったが思う様に声がでず

うなずいただけだった。

「いたたたた・・・」

頭の中で寺の鐘が鳴り響いているようだった。



大広間。

約5人程が小五郎の前に正座していた

「すまぬな、澄高」

小五郎は澄高の姿をみて申し訳なさそうに笑いながら言った。

「いえ、お待たせいたしました。」

「では、始めよう」

その場の空気が変わった。みなが姿勢を正し諜報の話を聞く態勢になった

ここに集まったのは、小五郎の信頼する人物たちで

いずれも、風格が座っていた、いかにも剣豪のような雰囲気で

何があっても動じない強い心を持っていた

「それでは」

と一声をあげたのは諜報の長である。

旅人のような恰好をしていた。澄高は初めて見る顔だった。

諜報担当の名前や人数などは誰も何も知らされていなかった。

もちろん澄高も例外ではなかった。

「先日、亡くなった小林殿についてですが…

 いろいろと不思議な事が分かっております。まずは…」

一通り話が終わってから、誰もが黙ってしまい、動揺していた。

分かったことは、

小林はなぜか金で雇ったごろつきを連れていた事。

雇われたごろつきは短刀のようなもので一突きにされ致命傷になって絶命していること。

そして、最後に小林平三郎は自害した。という事

「結局、小林殿を襲った者は検討がついているのか?」

「その時に雇われていた者たち数人に話を聞くことができましたが

 小柄な男である事、髪は1つに結ばれている事。そして、凄腕だったという事だけでした。」

うーん。と小五郎はうなった。

「問題は誰がなんの為に小林殿を狙ったかという事だ」

「まだ、調査は続けたいと思っております。」

頼む。と小五郎はいう

「それと、最近、新撰組の夜回り組が強まっておりますのでお気を付けください」

そういうと、諜報長は部屋を出て行った。一時解散となったが、澄高だけがその場に残された。

「どう思う?澄高」

小五郎はお茶をすすりながら澄高の意見を聞いた。

「そうですね…」

澄高は右手をあごにやり考えた。

いろいろな事が頭をかけめぐるが、手がかりが少なすぎて何も導き出せなかった。

「申し訳ないです。手がかりが少なすぎて」

「俺の周りで小林殿の暗殺などの話は全くなかった。 

 俺の知らないところで計画されていたという事もあるかもしれぬが」

小五郎はまた一口茶を飲んだ。

「しかし、小五郎さんは色々めぼしがついているのでしょ?」

「あぁ??あ。あぁ」

何かを考えていたのか返事が煮え切らなかった。

「なぁ、澄高、

 私は、誰が小林殿を斬ったという事は気にはしていないのだ。

 だって、この世の中ではないか。

 問題は、「誰が計画したか」そう思わぬか?」




 

「澄高。お前、本当にいかないのか?」

世司が館の玄関で見送る澄高に最後の誘いをした。

澄高以外の館の男たち全員が花街に行くようでみんな浮足だっていた。

「俺はいい、誰かが留守をしていないと。」

苦笑いをする澄高の顔を見て世司は何も言えなくなってしまった。

「じゃ…行ってくるわ」

そういって、楽しそうに手を振って館を出ていた。

「澄高はん、行かへんの?」

澄高の後ろで館の女中の桜に声をかけられた。清純そうな女性だった。

白い肌と自然な頬の色が健康的で歳よりも幼く見えた。

澄高に好意を寄せているのが分かっていた、

「華やかな場所は苦手でね」

桜は少し安心したような顔をした。

そして、自分の自室へと戻っていった。



着けられている


宿を出でしばらく歩いてから気が付いた。

無理もない、十数人での移動は嫌でも目につく。

花街はいつも、どこの場所でも活気があり、身を隠すのにはうってつけだった。

花街の門をくぐったら、それぞれが散らばり、葵屋で落ち合う事ようにと

指示をだしてあった。

「おこしやす。」

小五郎は小さくうなずいた。

「人数が多いのだがよいだろうか?」

葵屋の玄関にいた男に声をかけた。男は、笑顔で小さく何度もうなずいた。

「それと、女将か旦那はいるか?」

男は怪訝な顔をした。

「いや。いいのだ。もしかしたら迷惑をかけるかもしれん」

それだけ言って館のなかに入っていった。

葵屋はほかの店よりも地味だった。地味だが、この伏見の花街では一番大きな店だ。

玄関を入ると大きな階段があり、その脇に左右に伸びる

長い廊下があった。階段の脇に広がる中庭は立派でよく手入れをしてあった。

あちらこちらで男女の笑い声が聞こえ、三味線の音が心地よかった。

小五郎は階段を上り2階へと案内をされた。畳の部屋はよい香りがした。

生けてある花も立派で季節感がよく出ていた。

暫くすると、徐々にみなが集まってきた。

全員が集まったところで、小五郎は胸をなで下ろした。誰かに後を追われていたが、何もなかったようだ

小五郎が大きく手をたたくと、場が静まり返った。

「今日はゆっくり楽しんでくれ」

そういうと奇声をあげてそれぞれが酒を飲み始めた。

女郎が5人程部屋に入ると男たちの興奮も高まった。

小五郎は自分で酒を注ぎ、みんなの様子をみて始終笑顔を浮かべていた。

暫く飲んでいると、小五郎が厠へと立ち上がった。

思った以上に酔いが回っていたようだった。足が、2、3歩ふらついたが

その足取りを皆は気に留めるでもなく、遊んでいた、

廊下へとでて見慣れた道を進みだした。

”白百合はどうしているか”

ふとそんなことを思った。肌を重ねてはいないものの彼女のぬくもりがよみがえる、

「…まいったな」

完全に、恋に落ちていた

白百合に言われせればこれは「ただ体がほしい為の疑似恋愛」

「・・・君はまだ、本当の愛を知らないだけなのだ」



初めて白百合に会ったのは何年前だったか

立ち寄ったこの伏見では花魁道中の最中だった。

京の中心部にいても噂で聞いていた「葵屋の白百合」を

1度は見てみたかったが、なかなか客を取らないという事も知っていたのでこの日を選んだ。

さすがに噂の花魁だけあって吉原の道中よりも人がとぐろのように渦巻いていた。

人の合間に体を滑り込ませなんとか姿が見えるところまで進んだとき

その姿が見えた。

小五郎はあまりの衝撃に、冷や汗をかいていたのを覚えている。


金の外賭け、赤い着物、高下駄、8の字の描くように滑らかに歩く足の所作、

つややかな髪は色素が少し薄く、太陽に照らされると赤茶色に見えた。

位を示す簪は10から15本くらい差してありどれもが美しい装飾だ

顔は陶器のようにつややかで赤い口紅が白い肌のせいで際立って見えた、

切れ長の瞳から発せる怪しい眼光はどこか1点を見据えていた。

男女問わず、そこにいた人々が言葉をなくしていた心臓の音のみがそこを支配しているかのようだった

普通であれば賑やかで、掛け声が響いてもおかしくないのに、無であった。

早朝の森のように静寂で、朝日だけ白百合を射している

そんな風景に似ていた。そして白百合が目の前を通りすぎると

ぽつり、ぽつりと誰かが「幻だった」とつぶやいたのが聞こえた。

なるほど、うまいことを言うと妙に納得してしまった


その後、葵屋に足しげく通い、

楼主に何度となく何度となく頼み込み、やっと会わせてもらった。

その時に「白百合とは床入りができない」事「会ったことを他の人に話さない」事

を約束させられた。男であれば綺麗な女と遊べた事を誇らしく、酒のつまみで

他の男に話したいのにそれができない事が残念に感じられた

しかし、実際に会ってみると、なるほどと納得してしまった、

あの時、女神に見えた花魁だったが人形のように

口を閉ざし、表情さえもなく、ただ教本通りに三つ指付き「おこしやす」と甘い声で出迎えられた。

ーなんて、からっぽな人なんだ

小五郎は白百合をそう思った。



「小五郎さん!!こんなところにいらしたんですか!!」

現実に引き戻されるような声がした

厠から戻る廊下の途中で世司が息を切らして小五郎の元へと近づいた。

「世司、どうした」

世司が小五郎に耳打ちした


-新撰組の検めが来た


よりにもよってつけられていたのが新撰組だったとは。


「裏口から!早く!」

と矢継ぎ早に口走る、

「あら?小五郎さん?」

と女将がにこやかに、こちらへ向かってきた。

「女将すまん。厄介事に巻き込んでしまいそうだ」

そういって頭を下げると、女将は首を横に振った。

「いいぇ、こちらには用心棒がおりまっしゃろ?小五郎さんもよくご存じの・・・・」

そういわれ、小五郎は下げていた頭を戻し、顔をあげて玄関の方に走って行った。

背中で世司が大きな声で叫んでいたような気もしたが気にならなかった、

あの角を曲がったら、玄関につく。

「楼主はいるか!」

玄関で声がした。

多分、新撰組の誰かだろう。

ふと、足が止まってしまった。

このまま、ここで自分が出ていけばどうなるか

志半ばで捕まり、自分が描いていた未来を叶えることが出来なくなる。

ここは潔く逃げるべきではないのか

その考えていた時、店の中の空気がぬっとりと変わった。

玄関正面も大階段から白百合が玄関の方へを姿を見せた。

「白ゆり。。。」

どうする気だ、相手はあの新撰組だ何かぼろでも出たら正体がばれてしまう。

そう言葉を出そうと思ったが白百合は小五郎を横目で見て少しうなずいたのだ

その目は、殺し屋の目つき、いつもの何も光を持たない目が今は闘志の光が宿っていた。

ー逃げろという事か?

小五郎は背中の世司の存在を感じていた

「ま、まぼろし。。。。?」

「世司、早く裏口からみんなと逃げろ」

「あっ!でも小五郎さんは」

「いいから!早く!」

小さく、はい と声をだし世司は女将に裏口への道を教えてもらい仲間のもとへと戻っていった

「白百合にこんなこともさせてるのか」

「いいぇ。白百合の判断とでも言っておきましょう」

そういうと女将は白百合のそばへと出ていた。



「ほぉ。これはなかなか」

玄関口は一時騒然となった

普段滅多に現れない幻とまで言われた花魁が玄関先に出てきたのだから無理はない。

店の前を歩いてた人々も足を止めて完全に見世物状態となった。

「花魁、少々そこをどいてくださらぬか?」

と声の主は声をかけた。

小五郎は物陰からその声の主を目視し、息を飲んだ。

よりによって、新鮮組、副長。土方歳三ではないか。

「何か事ですぇ?」

そう声をかけた白百合を小五郎は観た。

なぜだか小五郎は悲しみを覚えていた。

いつも無表情で感情も見えない声なのに今ではその面影は一切ない

「ここに倒幕を企む者たちが入っていったと目撃があった」

「ですから。。。家宅捜査ですね」

と後ろで控えた少し小柄な少年が言った。

小五郎の記憶では彼は沖田といったか。

「そうどすか・・・

 しかし、手前どもではどの方がそういう方々なのか判断はできかねますぇ?」

と白百合は玄関で正座をし動く意思がないことをそれとなくしめした

「まさか・・一部屋一部屋。見て回る気ぃですの?

 それはいささか、いけずと違いませんか? 

 ここは遊郭でございますえ?夢を売り、夢を買う場所・・・

 そんな場所に現実を持ち込まんでおくれやす」

「うむ。それもそうか・・・」

と土方は不敵な笑みをこぼして白百合に微笑みかける。

「なるほど、お前が幻か?」

「はい?何のことでっしゃろ?」

「こんなんに美しい花魁は見たことがないな」

と土方は花魁のあごに手を当て持ち上げた

「お前を買って、屋敷の中を見物するのも悪くはないな」

その言葉に白百合はにこっと笑った。



「・・・小五郎さん」

と袖を引っ張ったものが居た小柄な少女小梅だった

「みんな無事に逃げました、さ、小五郎さんも」

「しかし・・・」

と、小五郎は白百合から視線を逸らすことはなかった

「小五郎さん。これは白百合が自分で考え、行動したこと 

 白百合の行為を無駄にせんで!」

小五郎ははっとした。小五郎はなんだか少し、胸が熱くなった。

自分の為に行動してくれたというのか。

そう思うと、この命がとても尊いものに感じられた

「あぁ。。。」

そういうと小五郎は勝手口から逃げ出した。



「白百合、部屋の用意ができました」

と白梅が白百合の横に遣ってきてささやいた

「だそうどす。座敷にいきますか?」

と土方に声をかけた

「そうか、楽しませてくれるということか?」

と土方は獣のような笑みをこぼした

「しかし、今は勤務中だしな。また今度にするさ

 次、ここへ来るときはお前を買いに来るとしょう」



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