番外編 脇役の回想 鬼との邂逅
すみません。
節分に間に合わせる予定が、間に合いませんでした。
ですが、お話の内容は節分です。
どうも、涼です。
今日は節分ということで俺が昔体験した節分での話をしようと思います。
ちなみに、本編とはまったく関係ない話だから無視してもらってもかまわない。
それじゃあ、はじめよう。
まず、この話は俺が高校2年に上がる前の1年の節分の話だ。
あ、ちなみに次の話も番外編になる予定だよ。
内容はリア充を爆発する話・・・にしたいが俺の過去話の予定だ。
では、前置きもこれくらいにして話を始めよう。
あの日、俺は健吾たちと別れた後、両親が時期外れの旅行でいないため、スーパーに買い物に来ていた。
無論、買うものは節分だから恵方巻と節分用の豆だ。
ちなみに、俺の住んでいる所で使っている節分用の豆は落花生だ。
テレビで節分に大豆を使っている所があることを知り、間違えないために書いておこう。
あと、夕飯に食べるための野菜や味噌汁の具材と明日の弁当用の食材を買って会計を済ませた。
そして、その日はいつもならすぐに家に帰るのだが、なぜかその日に限って学校の近くの公園の自販機に売っている飲み物が欲しくなったのだ。
ちなみに、その飲み物は近所のスーパーやコンビニには売っていない。
まあ、その飲み物はまずいために有名になったあれだ。
これでも分からない人はネットで検索すればすぐに出てくるだろう。
とりあえず、その飲み物を買うために俺は家とは真逆にある学校近くの公園に向かったのだ。
そして、俺は何事もいや、正確には健吾のハーレムの一人の荒木と会い少し世間話…まあ、主に健吾について語り、それから公園に到着した。
そして、お目当てのまずいと有名なあの飲み物を買い、家に帰ろうとした時、帽子を被った二人の子供に目についた。
まあ、俺が異世界に呼ばれた時と同じくそのときも勘みたいなものが発動したんだと思う。
なぜだか知らないが、その二人の子供が異様に気になったんだ。
だから、あの時はつい声をかけてしまったんだ。
「何か困っているのか?」
俺が近づきながらそう言うと、二人の子供の一人が寂しそうに言った。
「みんな、私たちは外って言うの?」
「みんなって、お父さんやお母さんのこと?」
「違うの」
「それじゃあ、誰のことかな?」
「だからみんな」
このとき俺はまだ子のこの言っている事の意味をよくわかっていなかった。
「まあ、とりあえずもう遅いから家まで送っていくよ」
「お家どこにあるか分からない」
「・・・もしかしなくても迷子だよね、それ」
「迷子?何それ」
「・・・お父さんかお母さんは迎に来るの?」
「・・・分からない」
俺は溜息をつくと、この子達をどうしようか、考えた。
普通は交番に連れて行った方がよさそうだが、なぜだかあまり良い判断ではないように思えた。
なぜだかは知らないけど。
それに、交番に連れて行くにもここからだと大分距離がある。
どちらかといえば、家に連れて帰ったほうが早いような気がする。
べ、別に誘拐じゃないよ。ちゃんと、家につれて帰ってから警察に連絡する予定だし。
と、いい訳は置いといて、ちゃんとした理由としては夕方だし気温も低くなってきている。
しかも、この子達の服装はあまり厚着ではないためこのままだと風邪をひいてしまう。
まあ、そんな理由ですよ。
うん、本当だよ。俺ロリコンじゃないもん・・・。
え、その子達は女の子なのかって?
一人は女の子だよ。もう一人は男の子だけど・・・。
いや、ちょっと待って。
終わったことだからね。しかも、何スマフォや携帯取り出してんの。
110はやめてください。お願いします。
てか、回想なんだからいい加減話を進めよう。
まあ、少し簡単に説明していこう。
とりあえず、この二人を家に連れ帰ったわけですよ。
まあ、ここからざっくり話すと、子鬼でした。
二人の子供は・・・。
それで、そのあと、おもてなしをしていたら、二人の姉の鬼が来てこの子達を連れ帰ったわけですよ。
・・・え、はしょりすぎだって。
うん、そうだよね。
とりあえず、少し詳しく説明すると、家に連れ帰った後、二人ともお腹空いていたみたいだから買ってきた恵方巻を食べさせていた時に、不思議に思い質問したんだ。
「なあ、どうして帽子を取らないんだ?」
「・・・お姉ちゃんに取っちゃだめって言われたから」
「うん、姉ちゃんが駄目って言ってた」
「そうなんだ?とりあえず、君たちのお姉ちゃんに連絡とか取れないかな?」
「出来るよ・・・。でも・・・」
「うん?どうした?」
「お兄ちゃんは、私たちに外に行ってほしい?」
「えと、どういう意味かな?」
「僕達が鬼だから・・・」
まあ、その時は思考が停止したけど、二人が帽子を取ってようやく鬼だといった理由が分かった。
角が生えてたんだよ。頭に。
しかも、さっきから外、外と言っていた理由もこのときようやく分かった。
今日は節分です。
つまり、鬼は外、福は内の掛け声をよく聞く日です。
本当にタイミングの悪いことだ。しかも、二人とも涙目で俺を見てるし・・・。
とりえず、俺は微笑みながら二人に行った。
「そんなことは気にしないよ。俺はその程度のことじゃ驚かないし」
俺がそう言うと、二人は顔を輝かせた。
だって、龍や魔族などとも面識があるし、たかが、鬼程度じゃびびることもないし。
まあ、その後は、節分にやる豆まきや鬼は外などの意味を教えて、楽しく過ごしましたよ。
そして、その後はさっきも説明したとおり、この子達のお姉さんが来て連れて帰って行ったよ。
と、これが俺が体験した今年の節分だ。
ちなみに、この話をしようと思ったきっかけは馬車の護衛の時にオーガという角が生えて見た目が鬼みたいな魔物が現れたからという理由は内緒にしてもらいたい。