脇役は昔の仲間と戦闘を行いました。
更新が大分遅れましてすみません。
そして、遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
今年も皆様よろしくお願いします。
どうも、涼です。
今、戦闘中です。
流石の俺でもSランク冒険者と同じくらいの能力がある聖騎士4人と元勇者パーティの騎士の合計5人を武器も無い状態で無傷で勝つことは無理だ。
しかも、俺は魔法は身体能力強化か回復魔法、もしくは近距離で攻撃する魔法を主体に習得していたから近接攻撃を仕掛けなければならない。
相手は剣や槍、ロッドなどのリーチが長いものや魔法での中、遠距離攻撃とか反則だろ・・・。
対する俺は気孔術と魔術で身体能力を上げ徒手空拳を使い戦闘中です。
本気を出せれば一番良いのだが、ここで本気を出すとこの建物にいる他の人たちの被害や、間違って聖騎士を殺しちゃった場合お尋ね者になるなどデメリットが多い。
まあ、一番のデメリットはアリシアに俺の正体がばれることだ。
もしばれたら、俺は9分殺しだろうな・・・・。
とりあえず、俺は冷静にアリシアの剣の軌道を見切り体を軽くずらし回避しそのまま一歩踏み込み拳を突き出す。
アリシアはそれを予想していたかのようにバックステップでそれをかわし、それとほぼ同じタイミングで横から二人の聖騎士が攻撃してきて、俺はアリシアを追撃できず後ろに下がると、今度は前衛で戦っているアリシアと二人の聖騎士の後ろにいた残りの聖騎士の光の矢の魔法が飛んできた。
俺はそれを回避するとアリスに当たる可能性も考え硬化魔法で拳を覆うと、飛んできた二つの光の矢を砕いた。
俺は牽制として唯一の遠距離攻撃の気弾を放ち追撃してこようとした三人を阻止した。
三人は気弾を回避しまた後ろに下がった。
そのまま、睨み合いが始まった。
簡単に言えば、こう着状態になりました。
そのため、俺は溜息をつきながら、ローブの効果で変声された声で、アリシアたちに休戦を提案した。
ちなみに、変声の声は実況動画などでよく使われる某饅頭さんの声とほぼ同じ声だよ。
「これ以上の戦闘は無意味じゃないか?」
「何?」
「だって、これ以上続けても決着はつきそうもないし、お、私はアリス様に頼まれてアウリスル皇国までの護衛を勤める。貴方たち5人を相手にしても引けを取らないのなら安心して任せてもらいたいのだが」
「確かにそうですね」
アリシアは静かに言った。
俺は安堵の為溜息を漏らした。
「ですが、逆に貴方だからこそ任せたくないのですが」
アリシアは俺に冷ややかな視線を向けた。
俺は冷や汗を流しながらも、声が震えないように質問した。
「なぜ私だと駄目なんだ?」
「まず、素性の知れない者にアリス様を任せるわけにはいけません。たとえ、アリス様が素性を知っていたとしても、アリス様を落ち込ませた男に護衛を任せると思いますか?リョウ」
俺はローブのフードを取り、顔を少々強張らせながらさらに質問した。
「え~と、どこで気づいた?」
「そうですね、まず私と聖騎士4人を相手に素手で互角の戦いを繰り広げることが出来るのは貴方しかいませんからね。リーシャ様やラグでもただの聖騎士5人なら武器があれば何とかなりますが、私がいるのなら話は変わります」
「ですよねー。リーシャやラグの二人でもお前が敵なら1対5なんて無理だし、武器が必要だしな。」
「で、どうします?私は貴方にアリス様を任せたくないのですが」
「いや、でもアリスに頼まれたんだから・・・」
「ですが・・・」
と、俺とアリシアが口論を続けている、後ろに待機していた聖騎士たちがアリシアを止めた。
「隊長と侵入者さん、落ち着いてください」
「そうですよ。お二人とも冷静になりましょうよ」
「・・・・ええ、熱くなりすぎたわね」
「・・・そうだな」
俺たち二人は聖騎士たちに止められ、少し頭が冷えた。
「ここはアリスに決めてもらえばいいじゃないのか」
「そうですね」
「おーい、アリス」
俺は後ろに隠れているはずのアリスに呼びかけた。
だが、反応は無い。
俺とアリシアは顔を見合わせると、アリシアが隠れている場所まで移動した。
すると、そこには爆睡しているアリスがいた。
「・・・やっぱ、寝てるか・・・」
「アリス様らしいですよね・・・」
俺たち二人は昔の旅でもよく寝ていたことを思い出した。
それはもう、いつでもどこでもぐっすりと・・・。
「・・・リョウ。今日はもう教会で休んでください。流石に今のアリス様を連れて行くと憲兵に捕まりますよ」
「ですよね。どう考えても巫女様を誘拐した怪しい男ってことになるよね」
「まあ、仕方が無いので私もアリス様の護衛としてアウリスルに行きますのでよろしくお願いします」
「了解」
こうして、アリシアたちとの戦闘は終結を迎えた。