小説のネタが浮かばない
あー、小説のネタが浮かばない、良いアイデアが全く浮かぶ気配がない、私は毎日小説を書いているパソコンに向けて悪態をついていた。
「小説のネタが浮かばないときは水のある場所にネタがある」ときいたことがあった。
私もその一人、日帰り温泉の露天風呂につかると、にわかにひらめくことがあったからである。話題と物語がつながったり、ぴったりの表現が浮かんだりもする。
水の効用は否めない。
ぼーっとただ、同じ詐欺を続けることでアイデアが浮かんだりもする。
例えば,食器洗いだ。 皿を洗う単純作業は自然と思考が停止させる。それに水はアイデアを産むというジンクスにも合致するし、
ドイツの社会学者マックス・ウェーバーは、良い着想が降りてくるのは、それを期待していないときだと説いている。ソファで葉巻をくゆらせたり、だらだらとした坂道を散歩したりするときを例に出す(「職業としての学問」)
つまり,ガツガツと必死に考えるだけではなく、リラックスするのも大切だということだ。
脳には勉強や仕事に集中するときのみならず、ぼんやりとした安静時にも活発に働く領域がある。
米国の神経学者マーカス・レイクルらが提唱した。特定の課題や刺激に意識を向けていないとき、脳では記憶の整理や未来の予測が行われ、創造的な発想が広がるとされる
しかし、そう単純な話でもない。
小説を書き始めてからというものの、寝床に横たわっているとき、さらにトイレに入っているときも小説のことを考えずにはいられなくなってしまったからだ。
リラックスをして、考えないようにするということが私たちには難しい。
露天風呂に入るだけではアイデアは浮かばないということか。




