わくわくティータイム
「このホットチョコすっごく美味しい♪」
「よかった。お湯を注げば飲めるから便利だよね」
「チカはチョコ大好きだもんね~」
マミがデート帰りに安藤さんこと、おにいちゃんと一緒にたくさんお土産を持って帰って来てくれたので私は「どうぞ~あがってあがって~♪」とおにいちゃんを大歓迎した
高くて自分じゃ買わないボックスタイプのアイスをたくさん頂き、大好きなウォーカービスケットやチーズ専門店のチーズをつまみながら、三人で楽しいティータイムがはじまった
「ふ~ん…にしてもなかなかのドSですなぁ。ひろくんは」
「チカちゃん大丈夫?」
「うん♪後から謝ってくれてチョコとお菓子たくさん買ってくれた」
「この子、食べ物で洗脳されてる(笑)」
「違うってば~。もとはと言えば豆板醬少なくって言われたのに頑固に四川風にした私が悪いの」
「はいはいM子ちゃん(笑)」
「ところでおにいちゃんはやっぱ味にうるさいの?」
「うるさいも何も…パスタはアルデンテじゃないと食べないし、味が気に入らないとムッとして食べないから何度も作り直してる(笑)」
「え~! 料理上手なマミでも?」
「我儘だよね(笑)でも不味いもの食いたくないんだ」
「亭主関白か…あ、もしかしてS?」
「いや(笑)亭主関白だけどマミにはドM」
「多分ね、両面あるよ。ドMはドSにもなるから。げんに私もMにもなるし」
「きつく言われてすごく傷ついて泣きながら作り直して、それを見て自分を責めて傷ついているアンにゾクっとする」
「それ…結局はドSじゃん(笑)」
「な? ドSだろ。マミは(笑)」
「じゃあさ、私もSにもなるってこと?」
「そうだね。チカは自分が認めた人以外にはツンデレのドSじゃん」
「たしかに(笑)」
「でも、山田は基本優しいから安心だよ。チカちゃんはピュアなM子ちゃんだから優しく愛情をもって苛めてあげないと可哀想」
「やだ~おにいちゃんたら~」
「上級のSはね、ここまでやったらこの子は心が壊れるとか、ちゃんとわかったうえで苛めるんだよ。それを誤ると相手を追い詰めてヤバイからね…」
「そ、そうなんだ…じゃあひろちゃんは…」
「上級者だろう(笑)霊感強いしな」
いっせいに爆笑しお土産のホットチョコをおかわりする
「でも二人ともとっても優しくて話が面白くて楽しかったよ。今度マミもいこ~よ♪」
「めんどいからやだ(笑)うちに呼べばいいじゃん」
「もぉSなんだからっ。じゃ今度呼んじゃうよ?」
「どうぞどうぞ」
「どうせなら皆で伝説や怪談会やらない?」
「チカちゃんの好きなVampireやいわくつきの宝石や幽霊についてさ」
「季節外れの百物語もいいねぇ」
「なにそれ~めっちゃ面白そう♪いついつ?」
「俺はいつでもいいよ。ちょっと待って」
おにいちゃんはひろちゃんにさっそくラインしてくれる
「ひろも条も明後日の土曜日、どうですか?ってさ」
「わぁい♪みんな、お泊り出来る? マミはどう?」
「いいに決まってんじゃん。一緒に住んでるんだから(笑)」
おにいちゃんの提案でめちゃめちゃ楽しい一日になりそうだ
「わあ、楽しみ♪お菓子いっぱい買ってぇ…ピクニックメニューがいいかなっ」
「ランチは俺が用意するよ。おにぎりとハンバーグ、唐揚げ、サラダ、煮物…全員大食いなのわかってるし任せて(笑)」
「アンのおかかチーズと鮭のおにぎりは絶品よ」
「わぁいわぁい♪ おにいちゃんのお料理食べれる♪嬉しいよん」
「イイ子イイ子、ほんとにチカは子供みたいなんだから(笑)」
「えへへ♪」
優しい瞳で微笑むおにいちゃんと頭を撫でてくれる母性豊かなマミに癒され私はホットチョコを飲みながら明後日の伝説&怪談会に思いを馳せた
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