表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/9

ツインレイって何?

待ち続けていたツインレイに出会い恋に落ちた親友マミを祝福しながら恋愛体質でないチカは

自分には運命的な出会いなんて縁がないのかと半ば諦めていたが…


「ただいま~お腹すいた~」


「おかえり~今夜はミートボールのシチューだよん」


「やったぁ♪お風呂はあとにしよっ。着替えてくるね」



「おまた~♪ ねえねえ聞いて。チカ」



ルームシェアして半年になる親友マミが何やら嬉しそうにすり寄ってくる



「なに。どした?」


「出会えたのよ~ついに!」


「へ?」


「ツインレイのカ・レ」


「お~、よかったじゃん。ところでマミたん、ツインレイって何だっけ」


「前にも教えたのに~(笑) もうチカは人の聞いてないんだから


あのね、ツインレイは自分の魂の片割れで前世はひとつだったものが生まれ変わる過程で二つの身体に分離されて離れ離れになったものなの。


要するに元々自分の半身だから会った瞬間に強烈に惹かれ合ってしまうのよ」



「ふぅん…普通の生まれ変わりとはまた違うってこと?」



「そうね。生まれ変わりの恋人同士と違って元々がひとつだった魂の半分だからお互いに求め合うし価値観もそっくりで理解しあえて一緒にいて安らぎを感じるのよ」


「なる。で、マミはその彼と出会って運命的なモノを感じたの?」


「よくぞ聞いてくれました♪ 出会った瞬間に雷に打たれたような衝撃が走って…ああ、私、この人を知ってる!って懐かしさを感じたの」


「へえ…本当にそうなるんだ。彼もそう感じたのかな?」


「うん、彼ね、こんなこと言うとおかしなヤツだと思われるけど僕もあなたと初めて会った気がしないって言ってくれて…思わず意気投合!

見てみて! この人なの」


スマホ画面で優しそうに微笑んでいる面長でセンターパーツの黒髪がサラリと目にかかったスラリとした感じのイケメンだ


「髪の綺麗な人だね~優しそうだし…」


「そうなのそうなの♪私の好きな真ん中分けだしぃ~ 微笑んでる顔がストライクゾーンなのよ~♪ チカにはどうしても見てほしかったんだ」


「でね、来週、映画に行く約束しちゃった」


「おお~♪ 素早い(笑)で、何観るの?」


マミはニヤリとしながら


「ふっふっふ…チカ、私がホラーとアクション以外観ると思う?」


「おお…ってことは…」


「なんと彼もアクションとホラー好きなのよっ。イヒヒ」


中学からの幼馴染で面倒見のいい姉御肌の彼女は歩く天然ボケの私をいつも心配して世話を焼いてくれる姉のような存在だ


両親が海外に移住して広い家に独りになり心細かった私は家賃いらないからルームシェアしてくれないかと提案したら即、その日のうちに荷物を持って来てくれた


クールな面と情の濃い優しい面を持つ魅力的な童顔でスタイルのいいマミは年下からも年上からも愛される自慢の友達


「私のマミをツイン彼にとられちゃうのか…寂しいな」


「バカ! 大事なあんたを彼と一緒にしてないから安心しな。彼はねチカにも絶対に優しいと思うよ」


「はいはい」


「元は私の半身なんだから絶対そう。軽く流さないでよ~(笑)」



私達は笑いながらシチューを食べ終えるとお風呂に入り浴槽につかりながらツインレイについて熱く語り合った



「唯一無二の運命の相手か…なんだか憧れちゃうけど私にもいるのかな」



「もちろん!! 何処かに必ず待っているよ…チカを求めているツインレイが」


「だといいけど… ねえねえ、アイス食べながらつべで怪談観よっ」


「いいねぇ」



冷凍庫から白くまを取り出しながらこの時私はこれから訪れるであろう運命的な恋を予想だにしていなかった












ツインレイと出会った友人におススメされツインレイをテーマに書いてみました

生まれ変わりやVampireと違い前世でひとつだった魂が現世で二つに分かれてしまったいわば

魂の片割れのツインレイはこの世で唯一無二の究極の愛すべき存在

手探りしながらスタートした連載なのでこれからどうなるのか作者もわかっていないので暖かく見守って下さいませ


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ