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夏のとある日

作者: 空木芭斎

特に意味もなく外を見る。


暑くて暑くて仕方がなくて。


集中する気すら起きないので。


なんでもなく、外を見る。


雲がふりかけられた青空は綺麗で。


流れていく雲を惜しんで眺める。


もう、先生の声は聞こえていない。


窓際の、肌をなでる風と、膨らむカーテンが好きだ。


窓際は涼しげな顔をした縦列。


廊下へ列が伸びるほど、その顔は曇りゆく。


この空間がたまらなく好きだった。


夏の教室を、象徴するものだった。


ああ、また風が来た。


全部吹き飛ばしてしまえ。


吹き飛んで、ここまで来ておくれ。

私の頭にある風景です。

私の夏はずっと風が吹いています。

あなたの夏を教えてください。

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― 新着の感想 ―
[一言] 私の夏はチョコモナカジャンボと共にあります!
2024/07/04 21:19 退会済み
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