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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

under 500

帰り道、返り血

遠くで働く友人がいる。

そして私がいる。

彼女と私は帰宅時間帯、この駅で交わる。

そして好きでもないのに同じ帰途につく。

彼女には友人と呼ぶのも躊躇うほどの嫌悪を抱いている。

彼女はいつだってニコニコしている。

そして今も二人の帰途でニコニコしている。

平日のこの時間は毎日腹が立って仕方がない。

私の家と彼女の家は近い。

それが彼女の横で一緒に歩くひとつの理由だった。

家の近くは人通りが少ない。

誰も見ている人はいない。

私はナイフを鞄から取り出す。

ナイフを握りしめて彼女に迫る。

交わされカラダのバランスを崩した私の手からはナイフが消え、お腹に痛みが走る。

いつも以上のニコニコで彼女はこっちをみる。

私の血は彼女へと勢いよく飛び散っていた。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ひどく苛立っていたんだなということは分かりました。 [気になる点] これだとただむしゃくしゃしてやっただけにしか見えないので、もう少し尺を割いて心の動きや主人公の視界の、主人公の感情に左右…
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