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うれしたのし秋の恋

うれし! たのし? 秋の旅 ~旅行に行くなら友達と! あれ?~

相馬碧生そうまあおい


待ち合わせの某駅前。ワクワクとした顔の女性が2人とそれをにこやかに眺める女性が1人。それから、額がくっつきそうなくらいに近寄って話をしている、カッコイイ30代の男性が2人と、20代前半の俺。それぞれ小さめの旅行鞄を持っている。


「それじゃあ東京駅に移動します。皆さん切符を失くさないようにしてくださいね」


菱沼忠隆ひしぬまただおきさんが切符をみんなに渡している。


これから俺達は旅行へと出発する。結城和花菜ゆうきわかなと恋人になって初めての旅行だ。ちょっとイレギュラーだけど、俺はこの旅行を楽しもうと思う。



桐谷尋昇きりたにひろと


東京駅に着いた。ホームに向かう前に皆で食事をしてから、9番ホームに行った。時間は20時30分。まだ少し早いけど、皆は待ちきれないというように乗車場所で話をしている。俺の婚約者の萱間萌音かやまもねも、一緒に行く女性2人と楽しそうに話している。


萌音と旅行に行くのは初めてだ。俺もすごく楽しみにしていたのだ。


なのに、少しだけ俺は気が重い。それは萌音に隠し事をしているからだ。今回の旅行の切符は菱沼君が取り、俺が宿の手配をした。その宿のことを皆から萌音に黙っておくように言われたのだ。


ついこの間、ここにいる4人を巻き込んで萌音が騒動を起こしてくれた。その騒動とは俺に萌音を追いかけさせてプロポーズをさせるというものだった。だけど、萌音が残した書置きが曖昧過ぎて、俺は振り回されただけに終わったけど。


いや、違ったな。三度目にしてやっと萌音から色よい返事が貰えたのだった。これも、相馬君の彼女の結城さんのおかげだ。おかげで結城さんには頭が上がらなくなってしまった。


ふと思った。この中で結城さんに勝てる人はいるのだろうか。



◇菱沼忠隆


寝台特急に乗り込んだ俺達。乗り込んだのはサンライズ出雲。これから出雲まで3泊4日の旅が始まる。行きはこの寝台特急で行き、帰りは飛行機を使うことになっている。1泊はこのサンライズ出雲の中だ。それぞれのカップルごとに、サンライズツインを押さえた。


なのに、なんで女性たちは3人で集まっているのだろう。まあ、理由は明白なのだけど、俺の婚約者の上条聖子かみじょうせいこと萱間さんが結城さんに懐きまくっているからだよな。


おかしい。本当なら婚前旅行ということで、聖子と甘い時間がもてると思ったのに。


何やら雲行きが怪しい気がするのは俺だけだろうか。



◇結城和花菜


はあ~。やっと2人から解放された~。

聖子さんも萌音さんのことも嫌いじゃないけど、なんか疲れるのよね。

それに2人といると私のほうが年下のはずなのに、なんか面倒を見なければいけない気にさせられるのよ。


ああー、でも気を引きしめないと。日本美人の聖子さんとフランス人形のようにかわいい萌音さんだもの。変なのに絡まれないように気をつけていないとね。


ん?

でも、それは婚約者たちに任せればいいのかな?


「ねえ、和花菜。百面相してないで隣においでよ」


考えていたら、碧生に背中から抱きしめられた。


「あっ、ごめんね。・・・もう、2人は来ないわよね」

「そこは菱沼さんと桐谷さんが放さないだろう」

「そうだといいけど」

「あのさ、今は2人なんだよ。他の人のことはいいにしようよ」


そう言って碧生の手が不埒な動きを始めた。私はその手の甲を思いっ切りつねった。


「流石にここでそういうことをするのは違うでしょ」

「痛いな~。少しくらいいいじゃん」

「駄目。そんなこと言うなら、聖子さんと萌音さんと寝るわよ」

「ちょっと待ってよ。それじゃあ、俺は?」

「さあ~。菱沼さんか桐谷さんと眠ったら」


私は碧生の腕の中から抜け出すと言った。


「明日からが勝負なんだから。あの4人の面倒を見きれる自信はあるのよね、碧生は」


そう言ったら、碧生は肩を竦めたのでした。



◇萱間萌音


尋昇さんと旅行。尋昇さんと旅行。尋昇さんと旅行。・・・


ああ~ん。考えただけでゾクゾクしてくるの。


私と尋昇さんは一緒に暮らしているけど、この間やっとちゃんとした恋人になったの。


ううん。こ・ん・や・く・しゃ!

キャッ、言っちゃった~。


コホン。


婚約者になったのよ。


それに旅行なんて初めてだし。

なんか気恥ずかしくて聖子さんと一緒に和花菜さんと話していたの。和花菜さんは年下とは思えないくらいに頼りになる子なの。


あ、あとね、私、女友達との旅行って行ったことがないんだ。もちろん友達がいないわけじゃないのよ。ただ親友の綾瀬智絵あやせちえとは、友達より家族っていう近さだったから、一緒に旅行に行っても他の人もついてきたのよ。智絵の彼氏の杉山大輔なんか、よく邪魔をしてくれたわね。


ああ、いけない。そんなことを思い出している場合じゃないわ。

うふふっ。

もう少し尋昇さんの寝顔を堪能しなくちゃ。


やはり興奮しているのか6時前に目が覚めてしまったの。だから、隣で眠る尋昇さんの寝顔を堪能してます。


だって、いつもは尋昇さんのほうが先に目を覚ますんだもの。


いいよね。今日ぐらい。



◇上条聖子


忠隆さんの腕の中にいるのはこれで何度目かしら。昨夜は抱きしめられて眠っただけだけど。こんなに幸せでいいのかしら。


昨日、列車の中で何かあるわけはないとわかっていたけど、2人で同じ部屋に泊まるかと思うと気恥ずかしくて、萌音さんと和花菜さんと話していたの。でも、明日のことを考えて早く休みましょうと和花菜さんに言われてしまって。


部屋に戻ったら忠隆さんに優しく迎えられて。


その穏やかな笑い顔が好き。時に情熱的になる眼差しが好き。私だけを見つめてくれる、その瞳が好き。


「好きよ、忠隆さん」

「俺もだよ、聖子」


起こしてしまったのかと思ったけど、少し前から起きていたみたい。軽く口づけられてから体を起こした忠隆さん。私が起きるのに手を貸してくれたの。


「着替えたら食事にしよう」

「はい」


パジャマから今日の服へと着替えをしたの。



◇相馬碧生


気がついたらもうすぐ出雲に着く。


流石、菱沼さんだ。彼のリーダーシップには感服した。今回の旅行のリーダーは菱沼さんだろう。なんで彼はまだ主任なのかがわからない。


桐谷さんもできる人っぽいけど、如何せん萱間さんに振り回され過ぎだろう。


・・・いや、彼女に弱くなるのは仕方がないか。俺も和花菜には甘い自覚があるし。それに上条さんは落ち着いていて、常に菱沼さんのそばにいるから、菱沼さんも安心してられるんだな。


うん。比べる対象が違い過ぎたか。



◇桐谷尋昇


とうとう出雲に着いた。俺達は先に予約していた宿へと向かった。この宿は荷物を預かってくれるサービスをしているのだ。それに出雲大社からは少し離れたところにあるけど、離れ形式の宿でそれぞれに露天風呂がついているのが特徴だ。


宿について宿泊の手続きをして荷物を預けると、俺達は彼女達の目的地の出雲大社へと向かったのだった。



◇菱沼忠隆


出雲大社の参拝。11月とはいえ、さすがに参拝者が多いな。そういえば縁結びの神様だったか。男女の縁だけでなく人々の縁も結ぶのか。


「忠隆さん、私、このえにしを大切にしたいですわ」


俺の愛しい聖子がそう言った。俺も丁度同じことを考えていたところだった。


「そうだな。出会ったのは偶然だったが、これからも長く続いていくといいなと思うよ」

「ええ、本当に」


聖子の微笑みが綺麗で、二人きりでないことを少し惜しく思ったのだった。



◇結城和花菜


さすがに萌音さんとはいえ、荘厳なたたずまいの拝殿や社に、すっかりおとなしくなっていた。


私達はまずは松の参道をとおり、手水舎で手と口をすすいだ。銅鳥居を抜けて拝殿のほうへ。八足門から本堂をお参りし、瑞垣を左周りに進んで各社殿にお参りをしていった。


「それにしても凄いな。こんなに広いなんて思わなかったよ」


碧生が隣でぼやくようにいった。


「何言ってるのよ。出雲大社の敷地はもっと広いのよ」

「えっ。もっと広いの」

「そうよ。確かあそこに見える山も含まれるはずよ」

「げっ、どんだけ広いんだよ」

「ちょっと。一応神様がいらっしゃるところなのよ。『げっ』はないでしょう。大国主命様に嫌われて、結婚できなくなったらどうするのよ」

「そうだった。げっ、なんて言って申し訳ありません。俺は隣にいるのは和花菜がいいです。なにとぞ別れさせないでください」


自分の失言を謝って拝む碧生を、私達は笑って見ていたのでした。



◇萱間萌音


私達は参拝を終えるとお蕎麦屋さんへと足を運んだの。たしか出雲そばって三大そばの一つだったよね。どんなものなのかと思っていたのよね。


尋昇さんが店員さんに聞いてくれて分かったのは、割子そばというのと、釜揚げそばがあるということ。みんな割子そばを注文することになったのよ。


出てきたおそばは三段の丸い漆器に入っていた。他に薬味とおろし大根がついてきた。だし汁も別の容器に入っていた。


食べ方は一番上の器にだし汁を全部入れてそばを食べ、残っただし汁を二段目にかけて食べるそうなの。こんな食べ方は知らなかったから、なんか新鮮だわ。


「尋昇さん、ところ変わればだね」

「そうだな。でも、つゆにつけながら食べるほうが俺は好きかな」

「尋昇さんって、江戸っ子だったの」

「萌音、何でつゆにつけたいで江戸っ子になるの?」

「だって、江戸っ子ってつゆの味がするのかどうかわからないくらいにしか、つけないって聞いたわ。尋昇さんもそんなところあるじゃない」

「俺はつゆの味も味わっているからな」


軽いジョークだったのに、尋昇さんに少し本気で睨まれたの。それをみんなは笑ってみていたのね。



◇上条聖子


出雲のおそばも美味しく頂いて、私達はお店を後にしたの。そしてもう一度出雲大社に戻ったの。なぜかって、それは肝心なものを買い忘れてしまったから。


そう、それはお守りなの。もう一度松の参道を通って御守所まで行ったわ。


そしてお守りを買うと、次は出雲阿国に所縁があるところに行ったのよ。出雲阿国のお墓と阿国寺、それから出雲阿国塔を巡ったのよ。和花菜さんが卒業論文に出雲阿国のことを書いたと言っていたから、出雲に所縁の地があるとわかり行くことにしたのね。


出雲阿国塔は歌舞伎界の方々の寄付によって建てられたと書いてあったわ。正面には「阿国塔」の文字、側面には男装の舞台姿のお国のレリーフがはめこまれていたの。


今現在まで伝わっている歌舞伎。その祖と言われる出雲阿国。夢物語の世界の人だと思っていたけど、実在した人物だったのだと改めて思ったのよ。


「ねえ碧生。今度歌舞伎を観に行ってみない?」


和花菜さんが相馬君にこっそりと話しているのが見えたの。「そうだな」と答えている二人は私達に聞こえているとは思っていないみたい。


「ねえ、忠隆さん」

「わかっているよ、聖子。戻ったら調べてみるよ」

「ねえ、尋昇さん」

「萌音、わかっているって。菱沼さん。俺達の分も」

「もちろんだよ、桐谷さん。6人で行こう」


ふふふっ。次は皆さんと歌舞伎に行くことになりそうだわ。


次の楽しみが出来たと笑みが浮かんできましたの。



◇相馬碧生


やられた。


今日泊まる宿泊先に来て、案内された部屋を見て俺はそう思ったんだ。だってまさかこんな高級旅館だなんて思わないじゃないか。


俺は女性たちが別の部屋に行ったところで、桐谷さんに文句を言った。


「こんな高級旅館だなんて聞いてないんですけど。それに俺と和花菜はまだ学生なんですよ。そこんところわかってますよね」

「もちろんだよ、相馬君。学生の君達に負担を強いるわけないだろう」

「そうだよ。宿泊費は気にしないでくれ。上条の家からもこの間のお礼を兼ねて、出させて欲しいと言われているのだから」

「どうしてそんなことになっているんですかー! 先に言っておいてくださいよ」


そう言ったら桐谷さんと菱沼さんは顔を見合わせた。


「だってな~」

「先に話したら、来ないっていうだろう」

「もちろんです。だっておかしいでしょう。この間の結納の立ち合いをしただけなのに、こんな旅館の宿泊費をだしてもらうなんて。それも上条家からって何ですか!」

「相馬君、君と結城さんは聖子の危ないところを助けてくれたじゃないか。上条家はとても感謝しているんだよ」


って、なんですか。それは? 危ないところって、菱沼さんと上条さんがすれ違いになって、そのせいで情緒不安定になっていた所を和花菜が保護しただけだろ。そのおまけでバカなナンパ野郎に連れ去られそうになっただけじゃんか。それに元はと言えば、菱沼さんが上条さんを不安にさせたのが悪いんだろうが!


という思いを込めて、菱沼さんのことをギッと睨みつけた。



◇結城和花菜


「ちょっと待って。そんな話は聞いてないんだけど」


私は女子部屋で聞かされた話に文句を言った。聖子さんは私の言葉にキョトンとした顔をしている。こんな顔をしても綺麗で可愛いだなんて、世の中不公平だと思うわ。


「でも、父だけでなくて伯父様達も出してくださっているのよ」

「おじさまというのは、どなたかしら」

「もちろん社長をしている伯父様も含まれていますけど」


その言葉を聞いて私は立ちあがると、荷物を掴んで部屋を出た。


「えっ? どこに行くの。和花菜さん」

「和花菜ちゃん、待って~」


二人の制止の声を無視して、私は碧生がいる部屋のドアをノックもせずに開けたのでした。



◇桐谷尋昇


ノックもなく開いたドアから結城さんが顔を出した。


「碧生、帰ろう」

「和花菜、ちょっと待った」

「なんでよ。碧生も聞いたんでしょ。宿泊費を全額持ちって何? それに列車と飛行機代も出してくれるっておかしいでしょ」

「和花菜も聞いたんだ。でも、それは」


と、言ったところで萌音と上条さんが現れた。それを見た相馬君が俺達のほうを向いた。


「すみませんが、和花菜を説得するので、もう一つの部屋に行かせてもらいます」

「ああ、わかった」


相馬君は興奮して涙目になっている結城さんを連れて部屋を出て行った。


「あの、和花菜さんが怒ってしまったみたいなのですけど」

「大丈夫だよ、聖子。相馬君が説得してくれるはずだからね」


菱沼さんが上条さんを慰めるように抱きしめた。


「尋昇さん」


萌音も不安そうに俺のそばに来た。


「大丈夫。萌音」


そう言って俺は萌音の肩を抱いて部屋の外に出た。そのまま、女子部屋として決めた部屋に入った。二人きりになったら、萌音は俺に抱きついてきた。



◇萱間萌音


私は先ほどまでの楽しかった気分がしぼんでしまい、尋昇さんに抱きついた。尋昇さんも抱きしめ返してくれたの。


「大丈夫だよ、萌音。ただ、あの様子だと今夜は別々の部屋のほうが良さそうだと思わないか」

「別々の部屋って?」

「だから結城さんと上条さんと別々の部屋だよ。結城さんはからりとした性格をしていると思うけど、何事もなかったように戻ってきて女子だけでなんていうのは無理じゃないかな。上条さんもそうなると責任を感じて、萌音と楽しく話なんかできないだろうし。この離れは大人数で止まれるように四つの部屋があるっていったろ。だから、それぞれの部屋にパートナーと一緒に泊まることにしよう」


私は少し考えて頷いた。


「そうよね。一晩気まずいまま過ごすより、その方がいいかもしれない」


そう言いながらも、少し残念だった。夜の女子トークを楽しみにしていたのだもの。



◇菱沼忠隆


桐谷さんと萱間さんが出て行った途端に泣き出してしまった聖子。彼女のことを抱きしめながら、俺は心の中で謝っていた。


まさかさっきのやり取りが申し合わせだとは思っていないだろう。


だけどね、聖子。婚約者との旅行を喜ぶより、結城さんと旅行に行けると喜ばれたら、俺の立つ瀬がないだろう。


まさか、女性に嫉妬するとは思わなかったよ。


でも、大丈夫。今夜は慰めると共にたっぷり可愛がってあげるからな。



◇上条聖子


結局昨夜はそれぞれの婚約者と過ごすことになったの。夕食は一緒に食べたけど、気まずくて和花菜さんの顔が見れなかったわ。


二人になったら忠隆さんが慰めてくれたの。おかげで昨夜は夢も見ないくらいに満たしてもらったの。


それは萌音さんも和花菜さんも同じだったみたい。萌音さんは首筋に痕が見えたし、和花菜さんは少し辛そうにしていたから。


今日は出雲市内の観光に行ってきたわ。


そして旅館に戻って、今夜は男性と女性に別れて休むことになったの。布団に入っての会話はもちろん恋バナ。終いには惚気合戦になったのよ。でも、いつしか眠ってしまったのよね。

目を覚ましたら外が明るくなっていたからびっくりしたわ。


朝食を食べて旅館を後にして、お土産を買ったら空港へ。


少しハプニングもあったけど、楽しい旅行だったわ。


今回はシャッフルではなくてリレー形式にしてみました。

旅行に行くワクワク感が伝わったでしょうか。


企画に大遅刻の作品です。


読んでいただきありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] こんばんは〜 男性陣、なかなかやりますね…… 読みかえすと、菱沼さんの嫉妬や桐谷さんの「ふと思った」ことがちょっとした伏線になっていて、クスリとしちゃいました。 一見、旅行のようすが淡…
[良い点] こんばんは。 こちらの作品も拝読させていただいたのですが、より一層登場人物の個性がつかめた気がしました。 和花菜はおっとり系?女性二人に懐かれて、楽しい部分もありながら大変ですね〜。 出…
[一言] 秋企画の最後のお話、読みにきました^ ^ リレー形式、面白いですね。臨場感があるし六人が出てもうるさくなくストーリーに集中できました! 出雲のいろいろ豆知識も面白かったです。一度行ってみたー…
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