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カノジョ(仮)15

作者: GTM

 人類が人型兵器で戦争をするようになって半世紀。

 大戦で勝利し、英雄となったミナナナ(ミナミちゃん&ナナミ君)コンビは、地球合同軍公認のカップル。宇宙用兼空母カーマストラー内で同棲中・・・

 

 大戦末期、地球の敵。月面軍は、人型とは言えないよな人型兵器を毎週のように送り込んできた。『ブロウ・ジョブ』もその一つである。

 6本腕の鎌倉の大仏のようなブロウ・ジョブは、脳波でコントロールするので、操縦者の脳の負担を軽減させるため二人で操作する。パイロットは男女二人の双子、ガムラ(♂)とマサラ(♀)で、売りは無線で自由自在に動かす『飛び出すパンチ』であるが、

「兄さん!グーパンチがどこか行っちゃいました」

 戦後発売となった220分の1のスケールモデルでも飛び出すパンチは再現されていて、よくどこかに飛んでいって見当たらなくなることも。たまに、全然関係ない日に、冷蔵庫の下やタンスのすき間からグーパンチが出てきたりする。


 ナナミ君の部屋・朝。

「ミナミちゃん!なんで下半身露出してるの?」

 ナナミ君が聞くと、Gカップでグラビアアイドルもやっているミナミ少尉が、

「ナナミ―、あたしのパンツ知らない?」

「ミナミちゃん、足首に巻きついてるソレなに」


(おわり)



 

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