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1.ローディング

 試作版という事もあり短いよ。

 うすぼんやりと明るい・・・閉ざされた空間 部屋。


 遠くで飛行する小動物が出す高い音ズ。


 異常を報じる何か 警告音。


 視覚をそちらへと向ける 何かを示す模様 記号 数字 それは 時刻!


 パシン(ぬてぇー)っとクイック(気持ちだけ)にスヌーズの待ちへ移行させる。


 自我ってナニ ヲイシイノ?


 知っている天井だ。


 ばっ、呆けている場合じゃねぇ。


 急速に現状を把握するために自我が覚醒していく。



 大きく鳴り響く目覚まし時計をぐわしっ(実際はのろのろ)とたぐり寄せて現在の時刻と現状を鑑みる。まだ頭の中は空白状態からどれほども回復していない。


 蘇れ我が知性よ! 叫んでみてもご近所迷惑なだけで、そんなものはこれっぽっちもない。


 【身体】と【魂】と【記憶】などもろもろの紐付けを設定と復旧して【パーソン】を構築する。


 

 【ローディング】と呼んでいる。



 出勤に遅刻確定はしないが結構危ないところまで来ていた。複数用意した目覚まし時計で最後の砦がなり出す寸前と言えば想像できるか?


 速攻で準備して出て行く。


 異世界モノなら出勤か帰りで事故か事件に見舞われるのが定石だけど安定の帰宅を遂げる。残念だったな。


 普段ノンアルコールだが明日は休日だから今夜は夜食と一緒に◯ビスビールのプルトップを引いた。


 うむ、可も無く不可も無く過ごした今週の自分にお疲れさん。寝る。


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