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200文字小説集 vol.2

破滅への道(200文字小説)

作者: 日下部良介

 某国の無謀な軍事行動により、世界は破滅の道を歩み始めた。

 破壊された細菌研究施設から流出したウィルスにより、地上はゾンビに支配されていた。

 僕らは地下施設から出ることが出来なくなった。


 もう食料も尽きる。

 飢えと渇きが僕らを襲う。

 命を落とした者はゾンビになる前に外へ廃棄しなければならない。

 誰が行く?

 クジで僕が行くことになった。

 

 死体を抱えてハッチを開けた。

 その途端に無数のゾンビが施設内へなだれ込んできた…。




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― 新着の感想 ―
[良い点] ゲームちっくですね。 ゲームのシナリオになりそうです。 なぜか、『ひぐらしの鳴く頃に』を、思い出しました(^^)
[一言] 拝読しました。 タイムリーな内容ですね。 某国ではなく、特定の国名を入れれば、もっと怖い話になったかも知れないと思う地の文です( ^ω^ )
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