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詩集⑦

貴方に届きますように

作者: 桜ノ夜月

ねぇ、大切な貴方へ。


在り来たりで、聞き飽きた言葉だけれど。


大切な貴方に伝えたい言葉。



最後まで聞いてくれたら、嬉しいな。



ねぇ、貴方に出逢う前の私は


醜くて、穢くて


他人ヒ トの顔色ばかり窺って生きてきた。


ミスをしたら「お前のせいだ」って


陰口を言われることが、当たり前だと思っていたの。

『誰かを信じること』が、とても怖くなって。



―…私が居る事が、誰かの『迷惑』になってしまうんだと思ってた。



そんな時、私の名前を呼んでくれたのは―…



…呼んでくれたのは、貴方だった。



『大丈夫?』って。


『誰だって失敗はあるよ』って。


『俺も大好き』って。



―…『いつもありがとう』って。



貴方が傍に居てくれたから。



私は今日も、生きていける。



貴方が私を救ってくれたから。


私は今日も、貴方に「大切だ」って、伝えられる。


貴方が傍に居てくれたから。



私は今日も、貴方に「ありがとう」って、伝えられる。



ねぇ、大切な貴方へ。


私が貴方に「初めまして」って伝えなかったら。



―…私達は、出逢う事は無かったのかな?



『出逢うからこそ、傷つくものもある。』何て、言葉もあるけれど。


だけど、貴方に出逢わなければ。



私は、『貴方』の優しさを知らなかった。



―…私は、『貴方』という人を、知らなかった。



弱虫で、泣き虫で。


悲観的な私が、「強くなりたい」と願ったのは。




―…貴方を、「護りたい」と思ったから。




だから、私も、貴方に伝えるね?


「大丈夫」って。


「独りじゃないよ」って。

「傍に居るよ」って。


「貴方を護るよ」って。



―…「大好きだよ」って。


この気持ちが、どうか貴方へと届きますように。



大丈夫。独りじゃないよ。


―…ずっと傍に居るから。


…ね?




ここまでお付き合いくださり、誠にありがとうございました!

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― 新着の感想 ―
[一言] やっぱり夜月さんの話読むと落ち着くし優しくなれます!w これからも頑張ってください!
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