Last LOVE~7~
「ねぇなおき」
「どうした?」
「今日しゅんくんに会ってくる。」
「・・・おう。」
「うん」
「あ。アスカおはよ」
「噂になってっけど北原先輩と別れたってマジ?」
「・・・うん」
「そっか・・・それがりくの選んだ道だもんね!」
「うん」
「誰か紹介したろか?」
「いや・・・なおきと付き合ってる・・・」
「そっか・・・」
「じゃあちょっと行ってくる・・・」
「しゅんくん!」
息を切らして走る私にしゅんくんは目を見開いた・・・
「どうした?」
「昨日はごめん・・・」
「いや・・・もういいよ・・・」
「・・・」
「幸せにな」
「はい!」
「じゃあ・・・」
「先輩!今まで優しくしてくれたりしてありがとうございました!楽しかったです!」
「ふっ・・・俺も!じゃあ・・・またな!」
「さよなら!」
「けじめつけれたみたいだね」
「なおき・・・」
「ご褒美としてチュウしてやろうか!」
「あ!もう一人忘れてた!」
「なんだよ~・・・」
「行くよ!」
「先輩!」
「りくちゃん!」
「こないだはありがとうございました!あと・・・振ってごめんなさい・・・」
「そんなのいいよ!振られるの覚悟で告ったんだし!」
「ありがとうございます!では!」
「リーっく!」
「・・・んっ・・・・・・」
私に優しくキスをした。
「やだった?」
「・・・またしてね?」
「ぶっ・・・照れるじゃねえか!」
「ははっ」
「勝田利久ってあんただよね?」
「はい?」
「ちょっとこい」
「俺も行く。」
「中川なおき。あんたは来なくていい」
「で・・・でも」
「なおき・・・来ないで?ね?」
「わかったよ」
「いってくる。」