表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/13

Last LOVE~5~

「りくー帰ろー」

「しゅんくん!今行く!」


「ちょっとまって」

腕を掴まれた。

「え?」


しゅんくんがこっちにくる。

「どうした?」

「いや・・・わかんない・・・」


腕を掴んだ人が口を開いた

「ちょっと話があるんだけど・・・」

「はい?」

「こいつって彼氏?」

「はい!彼氏です」

「こんな状況で言うことじゃないな・・・」

「え?」

「俺と付き合ってほしんだけど。」

「え・・・」

「ちょ・・・ちょっと待てよ!なんなんだよ!」

「こいつより幸せにできるよ」

「っけわかんねえ・・・」

「あの・・・」

「ん?」

「3年生ですよね?しゃべったこと有りましたっけ?」

「いいや。ないよ。一目惚れってやつだ」

「え・・・」

「りく。早く返事してくれ。俺も返事が気になる。」

「あ・・・」

「あ?」

「ごめんなさい。私は彼氏がいるので他の人にフラフラしてるのは嫌なんです。」

「そっか。ふっ・・・」

ズキンッ・・・

悲しそうな顔で笑う先輩に心が傷んだ。


「せめてアド交換とか無理かな?」

「えっと・・・しゅんくんいい?」

「いいよ・・・」

「じゃあアド交換だけ・・・」

「ありがと・・・」


「じゃあ俺はこれで!」

「さよなら~」



「・・・」

「ねぇ・・・しゅんくん」

「・・・」

「しゅんくん?」

「っんだよっ。」

びくっ

「ああ・・・ごめんね」

「いつだよ・・・」

「え?」

「いつあいつに惚れられるようなことしたんだよ!」

「そ・・・そんなの知らない・・・」

「信じらんねっ・・・」

「しゅんくんごめんね彼女失格だね」

「は?」

「私。もう別れたい」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ