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色彩の世界  作者: 松永煌
第一章・召喚編 動き出す時
12/19

第十一話

第十一話です。

サラさん不遇回です。

ーーーーー日影視点ーーーーー


ーーーーー日影の部屋ーーーーー


昨日はあの後僕が自分の部屋に戻った。昨夜はあの後何も無かったんだ。いいね?

まぁヘタレた僕が逃げ帰ったとも言うが。

だって年齢考えろよ!あと単純にまだ僕の心が整理しきれなかったからだ。(言い訳)

潤んだ目をした晴に「え…もう帰っちゃうの?」と言われても鋼の意志で耐えたが、罪悪感はマシマシだ。

説得に十分は掛かったね。あれは壮絶な(理性との)闘いだった。

あ、ちなみに指輪は右手の薬指に普段から付けることにした。

サラさんに何て説明しようかな…(遠い目)


そんなことは置いておいて、今から朝食に向かおうかなと言う時にドアがノックされた。

ドアを開けると、晴がいた。


「おはよう、日影」

「おはよう、晴。

 今日は珍しく早起きじゃん。どうかしたか?」

「ふふん!私だってやれば出来るんだからね!

 じゃなくてほら…昨日の件ってどう説明する…?」


どうやら起こしに来たついでに昨日会ったことについてどうするかを相談しに来たらしい。

食堂に向かいながら、二人で考える。


「指輪については見たら分かるんだから誤魔化しようないでしょ?

 他になんかあったっけ?」

「王スキルの説明とスキルの変化ってどうするつもり?」

「…あ。い、いやほら、王スキルの説明についてはジグルド様に伝えればオッケーでしょ?

 問題はスキルの変化だよなぁ。」

「とりあえずサラちゃんには伝えないとでしょ。あとはジグルド様と…」

「僕は将軍さんにもだな。身体能力に影響あるかがわかんねぇ。

 ところであの将軍さんって名前なんだっけ?」

「分かんない!」

「だろうな…」


話してるうちに食堂に着く。いつものようにいつもと同じ席を取る。

ご飯を取りに行って戻ってくると晴がすでに席に座っていて、サラさんが来ていた。


「おはようございます、日影さん、晴」

「おはよう、サラさん」

「おはよ〜、サラちゃん」


サラさんが戻って来てからご飯を食べ始める。いつものことだ。

サラさんがやけに僕たちの右手を見てたのはどこか変だが、大体は普段の日常だ。

僕はそんな日常を非日常にする一言を言った。


「ところでサラさん」

「はい、なんでしょうか」

「王スキルの特徴、分かったわ」

「………え?」


サラさんの動きが固まって、スプーンを取り落とした。

幸い、皿や足には落ちずにテーブルに落ちただけだったので何も無かったが、音が少し立った。

サラさんはすぐ再起動して、スプーンを拾ったあと僕たちにこう告げた。


「朝食食べ終わったらすぐに玉座集合でいいですね?」

「「分かった(分かった〜)」」


サラさんの手は震えていた。

後、混乱の真っ最中かのように目が遠いところを見つめているようだ。

今日が一波乱あることが確定した朝だった。




ーーーーー玉座の間ーーーーー


朝食後、そのまま直で三人で玉座の間まで移動した。

サラさんから伝達があったのか、ジグルド様と将軍さんがもうすでに来ていた。


「それで、サラ。急に集合とは何があったんじゃ?」

「…えーと、日影さん。説明お願いします。」

「はい、王スキルの詳細が判明しました。」

「「は?」」


途端に僕と晴以外の三人で近づいて、話し始めた。小声で話しているみたいだが、僕には丸聞こえだ。


「そう言うことですサラ様!?王スキルは研究都市でも分からなかった代物だぞ!?」

「私も分からないんです!だから日影さんが分かったならおじいさまにも出来るんじゃないかと思って!」


…あ、戻ってきた。


「そそそ、それで、どんな感じに確認するのかね?」

「はい。ジグルド様。ステータス画面を開いて、スキルのところを指でなぞって見てください。」

「?ステータス画面なんて触れられないもので……うわホントに出て来おったぞ!?」


僕はそれから王スキルの詳細について、後の二人にむけて説明した。

それぞれの反応が、「何これチート?」「なんですかコレ」だったのが難解さと強さを物語っている。


「日影!良くやってくれた!

 コレで我らはまだ強くなれる!」


コレで終われたらどれだけ楽だっただろうか。

そう、僕らにはまだ本命が残っている。


「内容は置いておいて、コレで我が国は技術的に大きな進歩を!

 ………晴様?日影様?なんで顔を逸らしているのですか?」

「いや〜その〜」

「まだ問題がありまして…」

「どうしたのじゃ二人共?歯切れが随分と悪いぞ。」

「あはは…とりあえず何も言わずにコレを見てください…」

「スキルが変化していて…内容が……

   う〜ん(バタッ)」

「サラ!?大丈夫か!?」


ステータス画面を見せた途端、サラさんが倒れてしまった。

とりあえずサラさんが起きるまで会議は一旦中断という形になった。

ということで第十一話でした。

サラさんがぶっ倒れた理由は次回にでも…


そろそろ戦闘シーン書きたい…(小声)

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