39話 店員
なんというか……やっぱ最後は対立するんだよな。
分かっていた事だがなんか実際この状況に相反すると違和感がすごい。
思ったよりも短かったな、ここまで。
コード入力 【50505 攻撃力増加】
「お前ら、チーミングはもう無しな。」
「あぁ、もちろんだ。」
「そんなんもうわかっとるわ。」
戦いが静かに始まった。
佐藤がサッカーボールを出し、上池に蹴り込む。
上池がそのボールをボレーで蹴りこっちに送ってくる。
コード入力【1988 鏡吸収】
ボールを鏡の中の世界に吸収させる。
「亀有くん、そこは蹴り返すとこやろ?」
「うるせぇ、これは戦いだ。」
「いいねぇ、佐藤と亀有、最初っからバチバチだな。」
「いいのか佐藤?そんな油断して。」
物体を鏡の中の世界に吸収させたとしても運動エネルギーは保持される。
佐藤に鏡を向け、ボールを発射する。
「あー、そう来るんか……」
佐藤がそう言うと、シャシュカを取り出しボールを切った。
馬首斬家の人間はシャシュカをみんな使えるのか?
「シャシュカ……お前の姉ちゃんも使ってたな」
「あぁ、シャシュカはミラの得意な武器だったんや、ミラから馬首斬家全体に広まった。」
そう言って佐藤と話していると視界の端にナイフが写った。
飛んできてる。
俺は何とか避けることが出来た。
「お前ら、油断してんなよ?」
上池が空中に浮かびながらこちらを見てそう言った。
「上池、危ないやないか。」
「くそ、タイマンか人数有利の戦いが多かったから、三つ巴はやりづらいな……」
くそ、どう戦うべきか……?




