38話 始まり
「馬首斬家……佐藤、お前も本気だってことか。」
「亀有、俺も忘れてないよな?」
「三つ巴や、亀有くん、上池くん。」
「そういえば、佐藤はサッカーボールの能力があるんじゃなかったのか?上池は無能力を自称していただけってのはわかるけど。」
「あぁ、それは普通に火つけれるだけや。」
「普通に!?」
「あぁ、当たり前や、馬首斬の血を舐めないでくれへんか?」
「僕と上池で俺たち以外の雑魚はやっといた、正真正銘の最後の勝負や、僕ら3人、誰が勝つのやろか、ほな、始めよか?」
2人は正々堂々俺たち3人で戦うために俺を殺さず待ってくれたって訳か……そういや、学校の前で意識を失ってたはずなのに、ここは寿司屋の駐車場、そう、The寿司の駐車場だ。
始まりの場所……とも言えるな。
俺はただのしがないコンビニ店員。
上池は運動神経がものすごいコンビニ店員。
佐藤は戦闘一家の末裔であるコンビニ店員。
改めて見てもこいつらすげーな……
でも、負けるなんて思っちゃあいない。
今まで沢山の人を殺してきた……
中田、三嶋、ミラ、藤田、田上、中谷、田遠、北上、エル、名前は知らないけど大工とか、特に強いのはこいつらだったな。他にも色んな人を殺してきた。
俺はこいつらの気持ちも背負ってる。
ここまで来たなら絶対勝つ、俺が殺したヤツらのためにも。
行くぞ、最終決戦だ。




