29話 心配
全く君は……心配ですねぇ?─────
【ブチッ】
目の前の店員の頭が破裂した。
肉片が飛び散る中、鉄のカードがひとつの肉片に刺さってるのに気づいた。
カードになにか書いてあるぞ?見てみるか。
【本当に君は、心配ですねぇ……。
君は私が殺すのですから、死なないでくださいよ。
君と私が戦うのは最後の2人、つまりタイマンになった時です。
死にたいときは連絡をください。
私の能力はまだ秘密ですよ。
最後に、世間話を……
最近私は桃にハマっていてですねぇ?
理由はですねぇ、パフェを娘と一緒に食べに行ったんですが、パフェが多くてですねぇ、ひとつを分け合おうと思い一つだけ注文したんですよ。
そうしたら1注文につき1名までしか入れないらしくて食べれなかったんですよ。
それから食べれなかったもどかしさから食べたいなと。
まあ、この話が何を意味するかも秘密です。
では、敬具。 】
この口調……あの技術教師か。
助けて……くれたのか?
最後にタイマンする?
最後のふたりになるまで俺を全力で助けるって言うのか?
そんなんつまんねぇな!
これを投げれたってことは近くにいるはずだ……。
コード入力【1145 シンパシー】
「なぁ、技術教師!聞こえてんだろ?俺はお前の助けなんて要らんぞ?イージーゲームじゃつまらねぇ!それにお前に助けてばかりじゃ成長できねぇ。お前に勝てなかったら意味が無いんだ。
結局死ぬからな。
お前は自分のことに集中しろ!
いいか?俺と戦うにふさわしい人間になっといてくれ。」
俺はこいつと戦わなきゃ行けない。
とてつもない努力を重ねなきゃいけない。
まずは上池を見つけ出す力がなけりゃ負ける。
上池を見つけ出すぞ。




