27話 喫茶
─────ふぅ……
岐阜まであと10kmだ、かなり走ったな。
一旦カフェでも探して休憩するか。
地図を見たらちょうど五分くらい走ったくらのところにカフェがある。
5分後─────
さぁ、入るか。
【小梅田珈琲店】か、いい名前だ。
とりあえず、コーヒーとポテトでも頼んで少し本でも読むか。
えーっとコーヒーは……600円か。
ポテトは300円。
1000円以内に収められるのは良かった。
ん、コーヒーに茹で卵とプリンが着くのか!いいな。
店員を呼んで注文を終わらせた俺は本を取り出す。
この【フェルマーの最終定理】にしよう。
スマホで電子書籍を探し、購入し、読み始める。
ふむ、中々面白いな。
読み進めていき、10ページほど読んだ時に、コーヒーが来た。
ブラックコーヒーで、カップに入っている。
匂いはかなりいい感じだ。
1口飲む。
美味い…!
中々本格的だ。これが600円で飲めるなんてな。
ポテトと茹で卵、プリンが届く。
ポテトと茹で卵は普通だが、プリンは本格的だ。
プリンは最後に食べるとして、ポテトも茹で卵も美味い!
いいなここ、また機会があったら来よう。
最初に茹で卵を食べ、本を読みながら、ポテトをつまみ、コーヒーを飲む。
本の数百ページのうち、50ページほど呼んだところで、ポテトが無くなったので本を閉じ、プリンを食べる。
これは……甘さが控えめで固めの本格的なプリンだ。俺の好みのままだな。
いやー満足満足、お会計を済ませて、捜索に力を入れられるな。
俺はレジに行き、お金を払う。そしてお礼を言う。
「ご馳走様でした。美味しかったです!また来ます!」
店員が返す。
「ありがとうございます!あの……時間があればでいいのですが、作ってるところ、見学したりしませんか?」
俺はそれを聞いて、珍しい機会だと思い、すぐに了承する。
「良いんですか!おねがいします!」
店員は俺を案内する。
「ではこちらに……」
レジの奥に行き、キッチンで止まるのかと思ったら、そのまま店の奥まで行く。
違和感を覚え、俺は店員に質問する。
「あのー……見学なんですよね?ここで衛生的になんか着たりするんですか?」
店員が答える。
「いえ、その必要はありません。ここで消えるので……」
俺はすぐに目的に気づいた。
「まさかっ!」
俺は腕にあるレーダーを見る。こいつ参加者だ!
防御の体制に入ったが、頬に傷が着く。
店員は言う。
「さあ、1vs1ですね、やりましょうか?」




