12話 激写
─────あれから2日経った。
「2日前まであんなに連戦してたのに、最近敵がいねぇな。」
俺はテレビをつけた。
【各地では職業対抗魔法サバイバルに対する抗議デモが起こっています。】
「無理もないか。広告で見かけて、いざ参加してみたら命懸けだ。亡くなった方の遺族も憤りを抑えることは出来ないだろう。」
「政府は何故このイベントを開いたんだ?」
ずっと疑問に残っている。
【こちらは抗議デモの様子です。こちらでは遺族の方が……って!?】
「ん?なんだ?」
【こちら、金髪の謎の少女がカメラを持ち歩きながら写真を撮り、デモ参加者を殺していきます!女子高校生くらいでしょうか?どうやら参加者のようですね?私にはカメラで写真を撮った瞬間被写体が3秒間止まる能力のように見えます!】
「うぉ、何やってんだこいつ。」
【『ちょっといい?』
少女が話しかけてきました!
何でしょうか?
『ちょっとカメラ借りるねー』
『亀有くーーーん』】
「俺の名前か?!」
【『君!コンビニの特異種でしょ?強いんだろうなー!情報が回ってきてね!』】
「こいつ!何で俺がこのテレビを見てることを知っているんだ?」
【あのー……そろそろ返してくれませんか?
『あーごめんごめん!今返すよ。』
中継を終わります!以上ニュースsurvivalyでした!】
「なんだったんだ今のは……3秒敵を止めることができる。かなり強そうだな。恐らく俺を狙ってくるだろう。仲間になろうとしてくる可能性もあるが……強そうだしそれがいいんだけどな。」
とにかくまた戦いが始まるなら体力を回復した方がいいだろう。
俺は寝室に向かい、布団に横になった。
昨日試した能力を使うか……戦いになった時のために戦術をねらないといけないな。
ひとまず休憩だ、さっさと寝よう。




