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プロローグ

初投稿です。

「屋上は青春の象徴だ。」と誰かが言っていた。



そんなことは断じてない、と俺は心の中で返事をした。

屋上に青春なんて幻想を抱いてる奴は、フィクションの見すぎだ。


一般にフィクションの舞台となることの多い屋上だが、校内で一番屋上に詳しい俺に言わせれば、あんな屋上は存在し得ない。


まず、屋上というのは綺麗な状態をキープすることができない場所だ。雨の日も風の日も吹きさらしなんだから当然と言えば、当然だが。


ましてや、屋上で昼寝なんてしようものなら、夏は熱射病、冬なら低体温症で病院送りだ。



つまり、屋上なんてのは、









暑くて、寒いだけの不便な場所だ。



西園寺 悠(さいおんじ ゆう)は惰性で箒を動かしながら、いつもの様にそんなことを考えていた。





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