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しろつめくさのベッド

掲載日:2021/04/29

なつのはじめ。

くまのまくちゃんは、森の中をおさんぽしていました。

木の葉が、みどりいろにかがやいています。

しろつめくさの白いぽんぽんした花もいっぱいさいています。

まくちゃんは、うきうきしてきました。

しろつめくさの花をつもうとしたとき、どこかで声がしました。

「ふわぁ、いいきもち」

声のしたほうをみると、うさぎのねねちゃんが、ねっころがっています。

「ねねちゃん、なにしてるの?」

「うふ、しろつめくさのベッドでねるときもちいいよ」

「ほんと? ぼくもやってみる」

まくちゃんもねねちゃんのとなりで、ねっころがりました。

しろつめくさのにおいが、ほわんとします。

なんだか、ふかふかいいきもち。

「ねむくなっちゃうね」

ねねちゃんとまくちゃんは、そのまま、すーすーねむってしまいました。

しばらくして、きつねのコンすけくんと、たぬきのポンきちくんがやってきました。

「ねねちゃんとまくちゃん、どこにいったのかなぁ?」

「いっしょにあそぼうとおもってたのにね」

きょろきょろしています。

「ねぇ、あの白い花をつんであそぼ」

コンすけくんとポンきちくんは、しろつめくさの花をつみはじめました。

白いぽんぽんした花をあつめます。


ぷにん


「ふにゃあ」

「わぁ!」

コンすけくんは、しりもちをつきました。

「どこさわってるの」

ねねちゃんが、むっくりおきあがりました。

「わぁ、ねねちゃん」


そうです。

コンすけくんは、うっかりねねちゃんのしっぽと、しろつめくさの花とをまちがえたのです。

「びっくりしたぁ。なにしてるの?」

コンすけくんが、ききます。

「しろつめくさのベッドでねてたの。まくちゃんもいるよ」

「ふわぁ」

まくちゃんもおきあがりました。

「へぇー、しろつめくさのベッド?」

ポンきちくんが、ふしぎそうにいいました。

「うん。きもちいいよ。みんなでねっころがってみよ!」

ねねちゃんが、わらいながらいいました。


コンすけくんもポンきちくんも、ごろんとねっころがりました。

青い空が目にとびこんできます。

風が、さやさやふいています。

「きもちいいねー」

みんなならんでねっころがっています。


おひさまが、にこにこわらっていました。

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