022 暴力の裏側
今回はかなり内容が薄いです。(500文字程度)
ーーー以下使いまわしーーー
三章を見て気持ち悪くなった方は、飛ばすことも御一考(ただし非推奨)下さい。
注 今の亮平はこのことを知っています。
ー細川視点ー
六年がここまでして五年を殴るのは理由があった。それは、自分たちも同じような事を六年に受けたからであった。おまけに、他の年と違って、ある事件が起きてしまった。
「谷さんが、自殺!?」
そう、苦痛に耐えきれずに自殺してしまったのだ。
でもこれでこの事が外部に公表される・・・。そんなことを思っていた。
現実は過酷だった。学校側は、谷さんの自殺をあろうことか学年内でのいじめが原因とし、何人かがいじめをしたとして犯人にでっち上げられた。
(許せねえ。許せねえ!)
しかし、反抗でもしようものなら六年にまた殴られてしまう。俺達は待った。卒業式がくるまで。
六年になった。交流タイムは今年もあった。
「谷さんの無念を、何にも知らずにへらへらしている下の学年に教えてやる。」
誰かがそう言った。俺たちは賛同した。
早速スケジュールをどうするかを考えた。考えれば考えるほど、心がわくわくな気持ちでいっぱいになった。
「下の学年のへらへらした態度を、改めてやろうじゃねえか!」
クラス全員でそう宣言して、その時間は終わった。
ーーーこの翌日から、「交流タイム」という名の暴力が始まることとなるのであるーーー
次回からまた本編に戻ります。




