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主人公が鈍感(←理由あり)過ぎて、全然進展しないじゃないか!  作者: true177
第二章 第一次未帆ー澪戦争編(Miho-Mio War I)

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018 休戦協定締結(二章終)

前話にも書いてある通り500文字程度しかありません。

 「で、亮平のいいところは見つけてこれたんでしょうね。」


 澪が、未帆を問い詰めた。

 今の時間は、五時間目と六時間目の間の休み時間。今日最後の校内パトロールの時間だ。


 「うん。亮平のいいところのうちの一つだと思うけど、仲間を思う気持ちが強いこと。昼休みのことは酒井さんも聞いてるでしょ?亮平が、うちの生徒を守るために八条学園とやりあったこと。私が先生を呼びに行ったときは、どの先生も「絶対行きたくない」っていう顔してたのに。」


 しばらく沈黙があり、酒井さんが口を開く。


 「うん。そこも亮平君のいいところ。私もそう思うわ。」


 (やった、これでひとまず酒井さんに負けずにすんだ。)


 未帆はひとまずほっとした。


 「・・・じゃ、ひとまず今回の亮平君の事については、一時休戦ってことでいい?」

 「いいよ。でも、」

 「言いたいことは分かるわ。「あくまで今回は、」でしょ?」


 酒井さんに言いたかったことを言われてしまった。 

 これで酒井さんとは一時休戦。そう、次の時があるまで。


 「私も、次回は・・・」

 「キーンコーンカーンコーン」


 予鈴が鳴った。


 「ほんと、チャイムってタイミングの悪いときに鳴るよねぇー。」


 そう酒井さんがつぶやいたことに、未帆も同じことを思った。


 (チャイムって、ほんとタイミング最悪な時に鳴るなあ。)

これにて二章完結です。次の三章は「015 校内パトロール⑥」の続きで、亮平の過去編になる予定です。

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