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主人公が鈍感(←理由あり)過ぎて、全然進展しないじゃないか!  作者: true177
終章 ずっとずっと、これからも……編(Ryohei's,Miho's,and Mio's story)

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171 未帆diary③

亮平とのおとまり!(どよう)


 胸がどきどきして、まだ外が暗いのに目覚めちゃった。身体が内側に引っ張られてく感じがして、『気持ち高まってるなー』ってく感じがする。さいっこうの思い出にする!


☆来る人

 亮平と、澪ちゃんと、友佳と、横岳くん。


☆やること


・何かして遊ぶ

・亮平といっぱい喋る

・澪ちゃんに負けない


 澪ちゃんはきっと亮平に、何かしら仕掛けてくるはずだから、どうにかしとかないと……。


・寝過ごしたから、急いで準備しないと!



----------



 亮平、とっても苦しそうだった。こらえ切ろうとして、独りで抱え込んでた。亮平の中の氷って、こんなに重かったんだ。食い込んできてたんだ。


 私にできる事なんて、出来る限り慰めてあげる事だけ。亮平みたいに、力で誰かを護ったら、リーダーシップは取れない。


 亮平に、幸せになって欲しい。いつになったって、亮平と一緒に居たい。今はまだ亮平は冷たいけど、温かくしたい。気付いたら、赤ちゃんみたいに亮平を泣き止ませてた。


 そこからかな、亮平がちょっと変わったの。手を掴んだときのリアクションが大げさになったり、心なしかあったかくなったりした。


 お風呂に入ってる間、澪ちゃんが何かしてたぽくて、亮平がぽわぽわしてた。お風呂でも入ったのかなーっていうくらい、のぼせてた。何聞かれたんだろうって澪ちゃんにも聞いてみたけど、答えてくれないし……。


 亮平が私の部屋で倒れて(たぶん眠たかったんだと思う)、ほんとにびっくりした。階段下に運ぼうかと思ったけど、横岳くんが『危険だから置いとけ』って。私的にはナイスだよ、横岳くん!


 どうやって抜け出すか迷ったけど、皆が寝静まってからにした。澪ちゃんがひっそり起きてるんじゃないかって怖かったけど、上手い事この部屋に来られた。


 床から亮平をベッドに上げるのも、だいぶん疲れたー。でも、これで亮平と一緒に寝れる。亮平っが嫌だったならごめんだけど……。



----------



 亮平の心の塊が解け始めたのを、如実に感じる。それまで私のどんな行動にも潮対応って感じだったけど、ちょっぴり反応してくれるようになった。


 嬉しい。亮平がきちんと見れくれるようになってくれて、嬉しい。幸せそうになってくれることが、一番喜べる。


 他の人が幸せになるのって、自分も焼き意味みたいにホカホカする。亮平も、澪ちゃんも、出来れば全員が丸く収まる方法って、無いのかな……。


 とにかく、澪ちゃんになんて、負けない。どんな事されても、私が一番よく亮平を知ってる。夢に向かって、全力前進!


☆明日やること

・亮平を捕まえて、今度は告白しよう。亮平は決められないかもしれないけど、それでもいい。

・あさって外の何処かで集合することを伝えること!


 りょうへいりょうへいりょうへいりょうへいりょうへいりょうへいりょうへい……。もう、りょうへいだけであたまっぱいだよぉ……。


※最後まで見た人へ:記憶から消してくださいおねがいします

※毎日連載です。内部進行完結済みです。


『面白い』、『続きが読みたい』などと感じた方、ブックマーク、評価、いいねをよろしくお願いします!(モチベーションが大幅に上がります)


また、よろしければ感想も書いてくださると嬉しいです!

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